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ニキビ治療(過酸化ベンゾイル)による衣服の色落ち

近年、保険診療で行うことができるニキビ治療の選択肢が増え、過酸化ベンゾイル(BPO)による外用治療がスタンダードになってきました。

尋常性ざ瘡治療ガイドライン(2016年)にも、十分なエビデンス(根拠)があり、強く推奨されているニキビの治療として、過酸化ベンゾイル外用が挙げられています。

ニキビ治療に使用されている過酸化ベンゾイルには、2.5%の「ベピオゲル」と、アダパレンとの合剤である「エピデュオゲル」、3%でクリンダマイシンとの合剤である「デュアック配合ゲル」の3種類があります。






アダパレン(ディフェリンゲル)が顔面専用に用いられているのに対し、過酸化ベンゾイルは背中などに使用されることがあると思います。

しかし、過酸化ベンゾイルは、色の濃い衣服に付着すると脱色(変色)してしまう場合があります。

初めて過酸化ベンゾイルを使用される患者さんには、内容を説明しながらお渡ししている小冊子がありますが、この中にも必ず漂白作用の注意が記載されています。

上の写真は、ベピオゲルを背中や胸元に使用していた患者さんのTシャツです。

もともとは濃いグレーでしたが、ベピオゲルを塗った皮膚と接触していた部分が赤茶色く脱色してしまいました。

これから暑くなり汗をかきやすい時期になりますので、背中のニキビ(毛包炎)に過酸化ベンゾイルを使用している方は、十分にご注意ください。


小冊子「ベピオゲル2.5%を使用される方へ」より引用


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| 院長ブログ | 16:25 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ウオノメ(鶏眼)とタコ(胼胝)の違い

足に合わない靴を長時間履いていたりすると、ウオノメタコを生じてしまいます。

これは、圧力刺激から皮膚を保護しようとして起こる角質増殖反応です。

また、加齢とともに足底の皮下脂肪が萎縮することでクッション性が低下したり、外反母趾のような足趾の変形を生じることも、ウオノメタコを生じたり悪化させたりする誘因となります。


皮膚科的な病名としては、ウオノメを「鶏眼(けいがん)」、タコを「胼胝(べんち)」と呼んでいます。


タコ胼胝)は、皮膚の内側よりも外側に向かって角質増殖が進みます。



そのため、上から押されて強い痛みを感じることは無く、横からつまんで圧迫した時に多少の痛みを感じる程度です。

主に体重のかかる足の裏に生じますが、筆記具による「ペンだこ」や正座による「座りだこ」などもあります。


胼胝の治療は、皮膚の外側に向かって増殖した角質を削り取ることです。

当クリニックでは、下の写真のような道具を用いて、厚くなった角質を削り取る処置を行っています。





一方、ウオノメ鶏眼)は、角質増殖皮膚の内側に向かって進んでいる状態です。



主に足の裏に生じ、硬い角質が皮膚の内側に突き刺さるような状態になると、歩けない程の痛みを自覚するようになります。

この場合は、鶏眼の芯の部分を取ってしまわないと痛みは無くなりません。

当クリニックでは、下の写真のようなメスを用いて、鶏眼の芯の部分をくり抜く処置を行っています。





ウオノメ鶏眼)やタコ胼胝)を治療していくには、このような処置だけでなく予防も必要になります。

痛みを取り除くために、肥厚した角質を除去する訳ですが、再発の予防を怠ってしまうと、鶏眼胼胝は必ず再発してしまうからです。


再発を予防するためには、原因となっている外的刺激を避ける工夫が必要になります。

例えば、などは自分の足に合ったものを選ぶ必要があります。

足の片側にだけ鶏眼胼胝を生じている人は、歩き方や体重のかかり方に左右差があるのかも知れません。


また、ドラッグストアや雑貨店では、様々な種類のフットケア製品を販売していますので、ウオノメ保護パッドジェル・クッションなどのケア製品を使用するのも、外的刺激を避けるために有効です。

どのような再発予防が適切であるか、受診している医療機関の担当医(皮膚科専門医など)とよく相談するようにしてください。


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| 院長ブログ | 11:51 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
「Hold Back The River」James Bay


James Bay(ジェームズ・ベイ)の「Hold Back The River」を紹介いたします。


James Bay は、イングランド出身の若手シンガーソングライターです。

11歳からギターに夢中になり、16歳頃には自作の曲をパブなどで歌っていたようですが、ロンドンでのライヴの動画がネット上に公開されたのをきっかけに注目を集めるようになりました。


Hold back the river, let me look in your eyes
(涙を流さないで、その目をよく見せておくれ)
Hold back the river
(涙を止めてくれれば)
So I can stop for a minute and see where you hide
(少し立ち止まって、君の隠れている場所を見つけられるから)
Hold back the river, hold back
(涙を流さないで、涙を・・)



まだ若いシンガーですが、聴く者を自然と引き込んでしまうような歌声の持ち主です。


Hold Back The River」は、2015年に発表されたデビューアルバム「Chaos and the Calm」に収録されています。




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| 院長の音楽日記 | 16:56 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
「Middle」DJ Snake


DJ Snake(ディージェー・スネイク)の「Middle」を紹介いたします。


DJ Snake は、フランス出身のDJ、音楽プロデューサーです。

若い頃、街中にストリートアートを描いていた時期があり、警察からのように上手く逃げていたことから”Snake”と呼ばれるようになりました。

ヒップホップを基調とした音楽を制作を続けており、2011年頃からは Lady GaGa(レディー・ガガ)や Kanye West(カニエ・ウエスト)らの楽曲制作に携わるなど、活躍の場を拡げています。


I hope that I can turn back the time
(時間を巻き戻すことができるなら)
To make it all alright, all alright for us
(僕らが上手くいくように、やり直したい)
I'll promise to build a new world for us two
(新しい世界を築き上げると約束するよ)
With you in the middle
(いつも君が中心にいるように)



歌詞の内容は、壊れてしまった彼女との関係を悔やんでいる失恋ソングであると言えます。

イギリスの歌手 Bipolar Sunshine(バイポーラ・サンシャイン)を起用したこの曲は、聴きやすくもありながら、耳に残る独特な雰囲気を持っています。


Middle」は、2016年10月に発表されたアルバム「Encore」に収録されています。




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| 院長の音楽日記 | 16:55 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
妊娠中や授乳中に痒み止め(抗ヒスタミン薬)は飲んで良い?


アトピー性皮膚炎慢性蕁麻疹(まんせい じんましん)などの皮膚疾患で、痒み止めの飲み薬(抗ヒスタミン薬)を内服している方はたくさんいると思います。

抗ヒスタミン薬の副作用で、最も多いのは「眠気」とされています。
しかし、近年では副作用の少ない非鎮静性の抗ヒスタミン薬が増えてきました。

それでも、妊娠中には内服を躊躇(ちゅうちょ)してしまうことが多いでしょう。
一般に、内服薬による催奇形性(胎児に奇形を生じる危険性)で最も注意が必要なのは、妊娠4週〜12週末までと言われているからです。

実際に「妊娠が発覚したので飲み薬は中止しました」と言って来院される方は多くいらっしゃいます。

もちろん症状が悪化しないのであれば、無理に薬を飲む必要は無いのですが、慢性蕁麻疹のように治療の中心が抗ヒスタミン薬である場合には、なかなか止めるのが難しいと思われます。

妊娠中に抗ヒスタミン薬を服用した場合の催奇形性を調査するのは困難なのですが、欧米では妊娠中に抗ヒスタミン薬を服用することが多く、催奇形性のリスクは否定されています。

副作用の少ない第2世代抗ヒスタミン薬の中でも、特にジルテック(セチリジン塩酸塩)とクラリチン(ロラタジン)は、疫学調査において先天異常との関連が無いとされているため、妊娠中比較的安心して内服できると言えます。


一方、授乳中母乳中への薬物の移行が問題となります。

古くからある第1世代の抗ヒスタミン薬は、乳児の血液脳関門を通過して脳に達してしまうため、安全性の確認ができていません。
そのため、授乳中は第2世代の抗ヒスタミン薬を選択した方が良いと言えるでしょう。

また、ザイザルやザジテンのように生後6ヶ月の乳児から保険適応になっている第2世代の抗ヒスタミン薬もありますので、乳児の成長に従って母乳中への薬物移行の問題は少なくなってくるはずです。


実際に妊娠中や授乳中に抗ヒスタミン薬を内服する場合は、現在通院している皮膚科や婦人科の担当医とよく相談して決めるようにしてください。


上の写真は、東京ディズニーランドで撮影したものです。
(撮影:住吉孝二)


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| 院長ブログ | 16:03 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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