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「低温やけど」ってどんなもの?

本日発行のフリーマガジンL25」に、当クリニックでの取材記事が掲載されましたので、その内容を紹介いたします。


(以下、p31より抜粋)

 キビシイ寒さが続きますが、湯たんぽカイロが手放せない、という人は“低温やけど”に注意!

少しの時間なら問題ない程度の熱さでも、長時間皮膚に接触していることで起こるやけどが“低温やけど”。44℃という熱めのお風呂くらいの温度でも、6時間たつと低温やけどを起こすという報告も」と順天堂大学皮膚科准教授・住吉医院副院長の住吉孝二先生。
時間をかけてゆっくりと進行するため、痛みを感じることが少なく、重症化してしまうことも。
低温やけどとは思わず、肌に異常を感じて受診する人も多いんですよ」()。

暖房器具長時間使用後、皮膚が赤くなった、ピリピリする、水ぶくれができたなどの症状が現れた人は早めに病院へ。(増岡真理)


低温やけどの豆知識】

1. 使用ルールはきちんと守る
暖房器具のパッケージや説明書に書いてある使用方法は必ず守ること。
直接皮膚に当てたり、そのまま眠ったりしないように注意を!
湯たんぽ湯たんぽカバーを使ったり、タオル毛布などでくるみ、直接肌に触れないようにしましょう。
眠るときには体から離して

2. “低温やけど”を軽く考えない
イメージ的に「たいしたことない」と思いがちだけど、起こっていることは普通のやけどと同じ。
患部を冷やし専門医の診断を仰ごう!
低温やけどの対処方法は普通のやけどと同じ。
温めたり刺激したりするのは×。

(監修:住吉孝二先生)
| 院長ブログ | 23:17 | comments(48) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
2、3日前から腰の左側に、粗い編み目状のあざのようなものができています。茶色くなっていて、それが何なのかわかりません。最近ストーブの前にいることが多かったので、もしかしたらそれが原因で低温やけどになってしまったのではないかと心配になっているのですが、どう思われますか…?
このままこのあざのようなものが消えなかったらどうしようかと心配です。

| まりあ | 2009/02/18 1:30 AM |
「まりあ」さんの質問に回答いたします。

「粗い編み目状のあざ・・・」や「最近ストーブの前に・・・」という記述から推測すると、温熱性紅斑(いわゆる“火だこ”)であると思われます。

温熱性紅斑も熱傷の一種ですから、ストーブが原因と思われるのであれば、使用方法をもう一度見直してみてはいかがでしょうか。
症状が改善しない場合は、皮膚科専門医を受診してください。

以下のブログも参考にしてください。

温熱性紅斑(火だこ)
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=431575

網状皮斑(リベドー)
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=309518
| 副院長 | 2009/02/18 10:23 AM |
はじめまして
昨年末に息子が低温やけどし病院で診ていただきました。
数日経つと、火傷した部分が黒くなってきたので、また病院で診ていただくと、壊死しているからすぐにとらないといけないとの事で、メスで切り取ってもらいました。
その後軟膏を塗って様子をみてきましたが、最近また黒くなってきました。しかも皮膚がその上に被さってしまっています。また切り取ってもらったほうがいいのでしょうか?痛みはないようですが…
| momo | 2009/02/21 10:19 PM |
「momo」さんの質問に回答いたします。

「低温やけど」も「熱傷」ですので、重症度に応じて治療方法や治療経過が異なります。

皮膚表面の組織が壊死してしまった場合は、中等症以上の熱傷であり、かなり深い組織にまでダメージが及んでいることを意味しています。
壊死した部位から皮膚が再生する可能性はありませんので、壊死組織を切除するなどの潰瘍治療を行います。
この場合、治癒しても多少の瘢痕が残ります。

実際の治療については、診察をしている担当医とよく相談するようにしてください。

以下のブログも参考にしてみてください。

「熱傷」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=168549
| 副院長 | 2009/02/23 4:59 PM |
こんばんは
お忙しい中ご回答頂き、ありがとうございました。
| momo | 2009/02/23 10:05 PM |
5日ほど前に、朝起きると小さい水ぶくれと楕円形の痕が出来ていました。回りだけ赤く、その中は肌色のドーナツのような痕です。そして、その水ぶくれも大きくなり、今は3センチほど膨れてしまいました。
現在は滅菌ガーゼで保護をして潰さないようにしているのですが、このままの状態を保てば自然治癒するのでしょうか?よろしくお願いします。
| アロ | 2010/02/17 7:01 PM |
「アロ」さんの質問に回答いたします。

「低温やけど」は「熱傷」の一種ですから、ダメージの深さによって経過や治療法が異なります。

表皮までの浅いダメージであれば、水ぶくれ(水疱)を生じることなく治ります。
しかし、水疱を生じている場合には、ある程度深くまでダメージが及んでいる可能性があります。

症状が日々軽快しているのであれば心配ないと思いますが、真皮以下にまでダメージが及んでいると、壊死組織を除去するなどの潰瘍治療を行う必要があるかも知れません。

いずれにしても、早期に医療機関(皮膚科専門医など)を受診することが重要です。
24時間以内に治療を開始すれば、症状の悪化を最小限にとどめることが可能だからです。

以下のブログも参考にしてください。

「低温やけど:皮膚の奥深くまでダメージ」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1173352
「熱傷」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=168549
| 副院長 | 2010/02/19 12:10 PM |
はじめまして
お聞きしたいことがありコメントさせて頂きます。

寒い日がもう少し続きそうなので最近よく家電店等で
見かける【充電式カイロ】を購入しようと考えています。

あんまり皮膚の強くない私としては低温火傷等の心配をしているのですが、何か目安になるような温度や使用時間などはあるのでしょうか?

教えて頂ければと思います。
| miya | 2010/03/30 9:48 PM |
「miya」さんの質問に回答いたします。

市販されている商品であれば、取り扱い説明書に注意点などが詳しく記載されていると思います。
基本的には、その指示に従った使用方法を心掛けていれば問題ないでしょう。

目安としては、50度で数分、44度でも数時間で熱傷に至る可能性があるという話は耳にします。
しかし、低温やけど(低温熱傷)の場合、温度と時間だけでは皮膚へのダメージを計算することができません。
なぜなら、血液の流れによる放熱作用が考慮されていないからです。

皮膚に温かいものが触れると、皮膚の血管が拡張して熱を放散しようと働きます。
ところが、カイロなどで皮膚が圧迫されてしまうと、熱の放散が十分に行われなくなってしまい、44度程度の温度でも熱傷(低温やけど)に至るという結果になる訳です。

以下のブログも参考にしてください。

「低温やけど:皮膚の奥深くまでダメージ」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1173352
「湯たんぽブーム」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=513874
| 副院長 | 2010/04/05 12:40 AM |
はじめまして
寝る時にカイロを使っていて、目がさめたらちりちりするので心配になったのですが、低温やけどの症状はどんなものなのでしょうか?水ぶくれや赤くなるなど、必ず見た目に変化があるのでしょうか?それとも見た目には変わらなくても低温やけどになっているという事があるのでしょうか?
| ちー | 2010/12/11 1:25 PM |
「ちー」さんの質問に回答いたします。

「熱傷(やけど)」の中で、熱いと感じない程度の温度による熱傷を「低温やけど(低温熱傷)」と呼びます。
例えば、70℃以上の高温であれば短時間の接触でも熱傷を生じますが、44〜48℃程度の温かいと感じる程度の温度であっても、長時間同じ部位に接していると熱傷を生じてしまいます。

低温熱傷も一般的な熱傷も、皮膚に生じているダメージとしては変わりありませんので、見た目の症状は同じであると思って良いでしょう。
ただし、通常の熱傷のように「熱い!」と感じることなく熱によるダメージが皮膚の奥深くまで及びやすいため、気が付いた時には重症の熱傷に至っている場合もあります。

ですから、カイロや湯たんぽを使用する場合は、取り扱い説明などをよく読み、正しい使用法を心がけるべきでしょう。

以下のブログも参考にしてください。

「低温やけど:皮膚の奥深くまでダメージ」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1173352
| 副院長 | 2010/12/13 10:18 AM |
お忙しい中、本当にありがとうございました。気を付けて正しく使おうと思います。
| ちー | 2010/12/13 3:09 PM |
はじめまして、Tenと言います。

実は昨日の夜、使い捨てのカイロを布団の中に入れたまま寝てしまいました;
それで朝起きたら背中のあたりが少し痛くなってました。
水ぶくれはしてないみたいなので、ほっといても大丈夫ですか?
冷やしたほうが早く治るんでしょうか?
| Ten | 2010/12/26 10:56 PM |
「Ten」さんの質問に回答いたします。

カイロによる熱傷(やけど)であれば、熱による皮膚へのダメージですから、すぐに冷やすのが治療の基本になります。
特に、受傷後(熱傷後)24時間以内にどれだけダメージを軽減できるかによって、その後に現れる症状が変わってくる可能性があります。

具体的には、すぐに冷やしておくことと、医療機関から強めのステロイド外用薬などを処方してもらうことなどで、最低限の症状に抑えることが可能になります。
24時間以上経過して、赤み(紅斑)や水ぶくれ(水疱)などを生じていなければ、軽症の熱傷であったと言えるでしょう。

つまり、冷やした方が早く治るというよりも、すぐに冷やすことで症状の悪化を予防するのです。

以下のブログも参考にしてください。

「熱傷」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=168549
「低温やけど:皮膚の奥深くまでダメージ」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1173352
| 副院長 | 2010/12/27 12:11 PM |
はじめまして。30代男性です。
質問させて下さい。一週間前、就寝前に布団の中で、湯たんぽを10分ほど使用しました。
翌日、足のくるぶし上に3×4センチほどの水膨れが出来ていました。

直ぐに皮膚科に行ったところ、水泡は潰さずに塗り薬とガーゼで様子を見る事になりました。
それから一週間目にシャワーの水圧で破裂しました。翌日病院に行き診断してもらいましたが、これからは水は厳禁で乾燥させて行く治療の様です。
個人的にネット等を見てると、湿潤治療の方が完治が早い等の情報を目にします。
どちらが良いのでしょうか?
| うめ | 2011/02/03 10:27 PM |
「うめ」さんの質問に回答いたします。

湯たんぽを使用した部位に水疱を生じたのであれば、熱傷の可能性が考えられます。

熱傷により生じた水疱は、傷付けないように治療するのが基本であると思われます。
水疱が破れた状態であれば、傷の状態としては「びらん」または「潰瘍」の状態です。

「びらん」や「潰瘍」の治療は、皮膚の損傷状態などによって異なります。
基本的には、乾燥しすぎても湿潤しすぎても良くありません。
乾燥しすぎると表面の細胞は壊死してしまいますし、浸出液が多過ぎると雑菌が繁殖する温床になります。
ですから、実際の症状を診察している担当医の指示に従うべきでないかと思われます。

以下のブログも参考にしてください。

「びらん」と「潰瘍」の違い
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=311260

また、当クリニックでの取材記事が雑誌【ヘルス トゥデイ】2011年2月号に掲載されましたので、そちらのブログも参考にしてください。

低温やけどを軽く考えないで【ヘルス トゥデイ】掲載記事
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197256
| 院長 | 2011/02/04 11:15 AM |
内痔核がある者です。冷え性もあり、痔も温めた方がいいとのことから、レンジで温めて使うカイロのようなものを手拭で巻いて、その上に座るということを十日ほど続けていました。今日、なんとなく外陰部辺りがヒリヒリするのですが、低温やけどでしょうか。水ぶくれなどはありません。生理が始まっているので、病院には行きたくないのですが、オロナインなどを塗って様子見で大丈夫でしょうか。よろしくお願いします。
| 痔主 | 2011/09/30 10:22 PM |
たびたびすみません。院長先生が10月1日にご回答くださってるようなのですが、(Recent commentに院長先生からとあります)確認が出来ません。お忙しいところ恐縮ですが、もう一度回答を載せていただけると助かります。
| 痔主 | 2011/10/01 8:55 AM |
「痔主」さんの質問に回答いたします。

このブログ上で診察をすることはできません。
もちろん、診察をしていない症状に関して「・・・様子見で大丈夫でしょうか」という質問に回答することもできません。

もし、熱傷(低温やけど)が疑われるのであれば、まずは原因と考えられるカイロの使用を中止されてはいかがでしょうか。

なお、心配な症状であれば、皮膚科専門医などの医療機関を受診するようにしてください。
| 院長 | 2011/10/07 11:55 PM |
初めまして、20代女性です。
先週の木曜の夜に、足が冷えやすくなかなか寝付けない体質のため、久しぶりに電気アンカを使って寝たところ、翌朝左足の小指の根元側面?が低温火傷を起こし、厚い皮?のような感じの水膨れが出来てしまいました。仕事場に常駐の看護師さんが居るので実際に診てもらいながら相談したところ、通常の火傷同様に冷やせば大丈夫と言われたのですが、皮膚科で一度ちゃんと診てもらったほうが良いですか? 長文で申し訳ないのですが、アドバイス宜しくお願いします。
| 抹茶 | 2012/02/05 9:11 PM |
「抹茶」さんの質問に回答いたします。

触っても熱いと感じない程度の温度で生じる熱傷(やけど)のことを、一般に「低温やけど」と呼んでいるようですが、熱傷の一種であることに違いはありません。
理論的には、温度が高くなるほど短時間で熱傷を生じ、温度が低くなるほど(体温に近づくほど)熱傷を生じるまでの時間は長くかかります。

水疱(水ぶくれ)を生じているということは、皮膚のやや深い部位までダメージが及んだ状態(第2度の熱傷)です。
また、高温での瞬間的なダメージではなく、低温での長時間のダメージということになると、かなり深いレベルまで皮膚が損傷している可能性を考えなくてはなりません。

冷やして効果があるのは、最初の24時間程度であると考えてください。
それ以降は、損傷の深さに応じた傷の治療になります。
ですから、皮膚科専門医などを受診することをおすすめ致します。

以下のブログも参考にしてください。

「熱傷」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=168549
「じわじわやってくる低温やけどに気をつけて!」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197348
「低温やけどを軽く考えないで」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197256
「低温やけど 皮膚の奥深くまでダメージ」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1173352
| 院長 | 2012/02/06 10:58 AM |
お忙しいところすみません、質問です。

ちょうど先日(2/6)のことなのですが
「1時間だけ…」と電気アンカをつけた
まま2〜3時間寝てしまったんです。

起きて、お手洗いに行こうと歩いた時に
ピリピリとかひりひりという痛みがあるんです。

気になり、足の裏を見てみたのですが
目立った赤みは、今のところないのです。
ですがとても気になり、不安です。

低温やけどが軽度なのか中度なのか
どのようにしたらわかりますか?

私は学生で、あまり金銭に余裕はありません
病院で診てもらう場合、幾らくらい
かかるのでしょうか。
もし宜しければ回答をお願いします。
| tomato-06 | 2012/02/07 8:30 PM |
「tomato-06」さんの質問に回答いたします。

「低温やけど」というのは、熱いと感じない程度の温度で生じる熱傷のことですが、症状は熱傷(やけど)であることに違いはありません。
また、皮膚のどのレベル(深さ)まで熱によるダメージが及んでいるのか、それを早期に判断するのはなかなか難しい場合もあります。

目安としてですが、皮膚の赤みだけであれば比較的軽症と考えられます。
痛みが強かったり、水ぶくれを生じていれば、やや重症である可能性が考えられます。
さらに、表面が白または黒く変色してきたり、痛みなどの感覚が全く無くなっている場合には、かなり重症であると想像されます。

医療機関を受診する場合、個人の負担金額の割合は、その人の保険によって異なります。
ですから、ご自身の保険証を確認するようにしてください。

例えば、3割負担の保険証をお持ちであれば、初診料として810円の負担になると思います。
他に、必要な薬剤が処方されたりすれば、処方箋料などが加わることになります。

以下のブログも参考にしてください。

「じわじわやってくる低温やけどに気をつけて!」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197348
「低温やけどを軽く考えないで」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197256
「低温やけど 皮膚の奥深くまでダメージ」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1173352
| 院長 | 2012/02/08 12:07 PM |
聞きたいのですが、
今日昼過ぎに知人宅へ1時間程度お邪魔したんですがその時ホットカーペットがついていて帰りくらいにちょっと熱いかなと感じました。1才半の娘も一緒に座っていたのですが低温火傷になるのでしょ~か?
娘がまだ喋れないので熱いかわからないし足を見ても赤くなってる感じではありません。低温火傷は見てわかるものですか?教えてください。
| ちえこ | 2012/02/24 8:43 PM |
「ちえこ」さんの質問に回答いたします。

いわゆる「低温やけど」というのは、熱いと感じない程度の温度が肌に長時間接していた時に生じる熱傷(やけど)のことです。
ですから、ちょっと「熱い」と感じていたのであれば「低温やけど」というよりも、通常の「やけど」であったと言っても良いかも知れません。

理論的には、高温であれば短時間、低温であれば長時間というように、物理学的に熱のダメージを考えることができます。
また、小児は皮膚(角質)が薄いため、成人と比較すると、熱によるダメージが大きい可能性があります。

「低温やけど」と一般的な「やけど」は、厳密に区別することができませんが、どちらも熱傷の一種であることに違いはなく、その対処法も治療法も基本的に同じです。

ただし、高温での「熱傷」は熱い(痛い)とすぐに気付くことができるのに対し、熱いと感じない程度の温度に数時間接触・圧迫されて生じる「低温やけど」は、皮膚の内部にまで熱のダメージが伝わっても、すぐには気付きにくいという違いがあります。
その結果、皮膚の内部まで重症な熱傷を起こしやすいのが「低温やけど」であると言えるでしょう。

一般に、赤みや軽度のヒリヒリ感であれば、軽症の「やけど」と考えられ、水疱(水ぶくれ)を生じたり激しい痛みがあれば、やや重症の「やけど」であると考えられます。
心配な症状であれば、早めに皮膚科専門医などがいる医療機関を受診するようにしてください。

以下のブログも参考にしてください。

「熱傷」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=168549
「じわじわやってくる低温やけどに気をつけて!」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197348
「低温やけどを軽く考えないで」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197256
「低温やけど 皮膚の奥深くまでダメージ」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1173352
| 院長 | 2012/02/29 11:05 AM |
初めまして、はると言います。
先日のことですが生理痛で下っ腹が痛く少しでも和らげようと思いタイツの上からカイロを貼って仕事に行ったんですが、ちょうど4時間経ったときに熱いと感じ剥がしました。剥がした直後に少しヒリヒリした感じがあったので、とりあえずティッシュを水で濡らし下っ腹に当てて、帰ってからすぐにお風呂に入り冷水で冷やしました。今は赤みもなくヒリヒリとした痛みもありませんが低温火傷の可能性はあるでしょうか?
薄着なのに貼ってしまったことをすごく後悔していて不安です。
お忙しい中すみません、お返事お待ちしています。
| はる | 2012/03/04 9:31 PM |
「はる」さんの質問に回答いたします。

実際に「熱いと感じ・・・」であれば、もはや「低温やけど」ではなく、通常の「やけど(熱傷)」であると思われます。
「熱傷」の場合、熱源に当たって受傷してから、早期に冷やしたりステロイド薬を塗ったりすることで、炎症を最低限に抑えることができます。

皮膚のダメージが強く、第2度(中等症)以上の熱傷を生じている場合は、ヒリヒリした痛みを感じたり、24時間以内に水疱(水ぶくれ)を生じたりします。
特に痛みもなく赤みだけであれば、第1度(軽症)の熱傷であると考えられます。

以下のブログも参考にしてください。

「熱傷」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=168549


なお、当クリニックでも調査に協力した内容が、約1ヵ月前に東京都生活文化局から「カイロポケット付きインナーウェアの安全性に関する調査」として発表されていますので、参考にしてみてください。

「カイロポケット付きインナーウェアの安全性に関する調査」
http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2012/01/60m1j100.htm
| 院長 | 2012/03/07 11:09 AM |
はじめまして。30代女性です。

1~2カ月前くらいから、両足の膝下(縦20センチ、横10センチくらいの範囲です。)に赤い網目状の症状が出ています。

痛みも痒みも、自覚症状は何もなく、昼間はさほど目立たないのですが、お風呂あがりに網目が濃くなります。

長年アトピーを患っているので、また荒れているのかと思って放置していた(アトピー用に処方されている全身用の弱いステロイド入り軟膏を塗っていました。)のですが、日に日に赤色が濃くなっているようか気がして、心配になり検索していたら、こちらのサイトにたどり着きました。

デスクワークが多い仕事で、冷え性っもあるので、毎日足元に電気ストーブをつけていました。
温度調節の機能が壊れており、かなり熱いタイプのものです。

ちょうど症状が出ている場所が、いつも熱いと感じていた部分でした。
冬の間中、1日平均6時間くらい足元にストーブがあった状況です。
これは、やはり低温やけどでしょうか?
水ぶくれ等は一切ありませんが、この網目はもう消えないのでしょうか?

他のサイトで、手術が必要、痕は一生消えない、等のコメントを読み、とても不安になってしまいました。

来週にでも皮膚科に行ってみようとは思っているのですが、急に心配になり、いてもたってもいられず、コメントさせていただきました。

私の足は治るのでしょうか…

| レン | 2012/04/13 10:59 PM |
「レン」さんの質問に回答いたします。

もともと「冷え性」があり、デスクワークの際に「毎日足元に電気ストーブ」をい使用し、さらに「・・・かなり熱い」状況であることを考慮すると、現在出現している「赤い網目状の症状」というのは、低温やけどではなく「温熱性紅斑」であると思われます。

もし、原因と考えられるストーブの使用を中止しても「赤い網目状の症状」が残るようであれば、膠原病などの可能性を考慮し、必要な検査を行うことになるかも知れません。

以下のブログも参考にしてください。

「温熱性紅斑」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=431575
「網状皮斑」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=309518
| 院長 | 2012/04/17 11:02 AM |
先生、お忙しい中ご丁寧なご返答をありがとうございました。

コメントを書き込ませていただいた日以降、とりあえず電気ストーブの使用を即中止しました。

まだ網目模様は消えませんが、色が薄くなってきた気がします。

低温やけどではなくても、何かしらの病気の可能性もあるのですね。

痛みや痒み等の自覚症状がなかったばかりに安易に考え、放置してしまったこと、反省しています。

運悪く、今週は仕事が忙しくなってしまい、未だ受診できてはいないのですが、早めに皮膚科に行ってみようと思います。

不安ばかりが先行してしまっていたのですが、先生のお話を伺えて、少し気持ちが楽になりました。

ありがとうございました。
| レン | 2012/04/20 1:12 AM |
初めまして

娘が一週間ほど前に指先に小さな水疱がいくつか出来、病院で見て頂いたんですが、やけどか、なにかの炎症か…なんだろう?となり、数日様子を見ていたのですが、右手人差し指のみ、全体が急に大きな水疱でおおわれ、すぐ皮膚科へ行き、水と膿の様なものを抜いてもらいました。
それから3日立つのですが、まだ皮膚は赤く、少し水疱が残っています。

上手く人差し指を曲げられない様です。

ファロムドライシロップ、ニポラジンを服用し、ウキザルベを塗っているのですが、
再度早めに診察した方が良いでしょうか?
担当医は金曜日に来て下さいとの事だったんですが…。

こうなった、原因がわからず、どこで何を触ってこうなったのか…??なんです。
低温やけどだとすると、かなり悪い状態でしょうか?

| かず | 2012/07/08 11:33 PM |
「かず」さんの質問に回答いたします。

「低温」に限らず、「やけど(熱傷)」であれば、受傷から24時間以内にどれだけ炎症を抑えられるかが治療の鍵になります。
一般に、熱傷から24時間が経過した後は、ダメージの状態に応じた傷の治療になります。

このブログ上では診察をすることができませんので、心配な症状であれば、早めに皮膚科専門医などの診察を受けるようにしてください。

以下のブログも参考にしてください。

「熱傷」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=168549
「手指や足裏にできる水疱」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197143
「接触皮膚炎(かぶれ)」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197253
「稽留性肢端皮膚炎」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=509873
| 院長 | 2012/07/15 10:57 AM |
1月前足小指骨折で整形外科でマイクロで低温やけどをしてしまい骨折は6月でかなり良くなつてきていました、お風呂など暖まると赤くなり痛みます。靴をはくと当たって痛みます。初めは朝夕冷やしていましたが今はワセリンを塗ってテピーングをしています。医者はやけどを認めてくれません。時間がたっていますが治療方はありますか?
| yoshiko | 2012/09/05 10:19 AM |
「yoshiko」さんの質問に回答いたします。

「低温やけど」に限らず、「やけど(熱傷)」であれば、受傷(熱源との接触)から24時間以内にどれだけ炎症を抑えられるかが治療の鍵になります。
すでに熱傷から24時間以上が経過している場合は、ダメージの状態に応じた傷の治療になるでしょう。

このブログ上で診察はできませんので、実際の症状を診察している担当医とよく相談し、必要があれば皮膚科専門医などのいる医療機関を紹介していただいてはいかがでしょうか。
| 院長 | 2012/09/11 11:23 PM |
すみません><質問です!
さきほどストーブの前でくつやらあしの部分が赤くなっていて、一応応急処置として、氷でひやしてしまったのですが、やはり、あとはのこるでしょうか><やけどの範囲は6cm×3cmです
くろずんでしまいますかね……
| miyuki | 2012/12/18 10:53 PM |
「miyuki」さんの質問に回答いたします。

「ストーブの前」だったのであれば、いわゆる「低温やけど」ではなく、通常の「やけど(熱傷)」であると思われます。

熱傷の症状を最小限に抑えるため、よく冷やすようにし、早めに皮膚科などの医療機関を受診するようにしてください。
| 院長 | 2012/12/19 7:14 PM |
回答ありがとうございます!
やはり低温火傷と言うより、
ただの火傷だったようです><
水ぶくれのできるような重傷におよばなかったので、ひやしていたら、
次の日、あとが残っておらずになおっておりました^^安心しました。
| miyuki | 2012/12/19 10:33 PM |
はじめまして。
昨日の夜から下腹部のあたりが赤くなり、
とても痒いです。
触るとザラザラしているのですが、
かゆみと赤み、肌のザラつき以外に症状は特にありません。
おとといの夜に入浴時、寒くて出しっぱなしにしていたシャワーが
ずっとこの下腹部あたりに当たっていた気がして低温やけどの可能性を疑っています。
この症状、低温やけどの可能性はありますか?
| kae | 2013/01/04 12:59 AM |
「kae」さんの質問に回答いたします。

「低温やけど」に限らず、一般に「やけど」の症状というのは、熱による皮膚の損傷ですから「痛み」であると思われます。
また、低温やけどの場合は、熱いと感じない程度の熱源が長時間接触することによって、皮膚の表面の損傷が軽度であっても、皮膚の内部まで損傷しやすいのが特徴と言えます。

「・・・赤くなり」「触るとザラザラして・・・」「かゆみ・・・」という記載からは、皮膚の表面が炎症を起こしているものと想像されます。
このような状態を「皮膚炎」あるいは「湿疹」と呼びます。

ちなみに、下腹部のみに限局した皮膚炎としては、ベルトの金属による接触皮膚炎である「バックル皮膚炎」の可能性が考えられます。

以下のブログも参考にしてください。

「熱傷」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=168549
「湿疹って何ですか?」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=647953
「接触皮膚炎(かぶれ)」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197253
| 院長 | 2013/01/10 7:32 PM |
はじめまして。
1週間前に腰痛のため針治療をしました。その時にあがい高温のライトで30分温めていただきました。
『熱いな…』と思ったのですが、カーテンでしきられた中から声をあげるのが憚られて言いませんでした。
それ以来、腰の辺りがじわじわと温かい感じが続いています。
痛みは無いのですが、鏡で見ると何となく他の皮膚よりも色が濃いような気がします。
これは低温やけどなのでしょうか?
範囲が広く、大変に不安です。
御回答宜しくお願い致します。
| みか | 2013/02/13 7:39 PM |
「みか」さんの質問に回答いたします。

このブログ上で診察をすることはできませんので、「これは低温やけどなのでしょうか?」という質問に回答するのは困難です。

ただし、「熱いな…」という自覚があったのであれば、低温ではなく通常の「熱傷(やけど)」の可能性が考えられます。

不安な症状であれば、早めに皮膚科専門医などを受診するようにしてください。
| 院長 | 2013/02/15 12:37 PM |
はじめまして。

昨日の夜、湯タンポを使い、
1日仕事をして帰宅したら、くるぶしに水ぶくれができていました。
明日は日曜で病院が開いていません。
今できることは何でしょうか?
| よはね | 2013/02/23 8:31 PM |
「よはね」さんの質問に回答いたします。

湯タンポの使用に限らず、熱傷(やけど)の症状に対しては、まず原因となっている熱源を皮膚から離し、よく冷やすことです。
また、医師から処方されたステロイド外用薬があれば、炎症を最小限に食い止めることができます。

すでに水疱(水ぶくれ)を生じている状態であれば、第2度の熱傷です。
日曜に受傷した場合は、休日診療所などに相談してみるのも良いでしょう。

以下のブログも参考にしてください。

「低温やけどにご注意!(農業共済新聞掲載記事)」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197426
「じわじわやってくる低温やけどに気をつけて!」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197348
| 院長 | 2013/02/26 11:01 AM |
はじめまして。

右下腿第2度熱傷で消毒+ガーゼ治療を
受けていましたが、15日目頃に壊死が
始まりました。

5僉1儷の熱傷表面の殆どが
黒っぽくなっています。

傷が閉じていないので感染症は心配なく
壊死は表面だけのようだから時間はかかるが
盛り上がるのを待っても
大丈夫というのが担当医の診断です。

外科的手術がなく済んだのは
とてもありがたいのですが、黒く覆われた
傷を見ると自然治癒を待っているだけで
大丈夫なのか心配です。
(傷の周りは赤くなっています。)

このまま皮膚の盛り上がりを待つ治療で
問題ないでしょうか。

お忙しい中恐れ入りますが
宜しくお願いします。







| ハナ | 2013/07/22 3:01 PM |
「ハナ」さんの質問に回答いたします。

このブログ上で診察を行うことはできませんので、一般論で回答いたします。

「第2度熱傷」ということは、真皮まで損傷が及んだ熱傷です。
さらに「壊死」により表面が「黒っぽく」なっているのであれば、文字通り死んだ組織が傷(皮膚潰瘍)の上に乗っている状態と考えられます。

壊死組織には血管も神経もありませんので、創傷治癒(傷の治り)には邪魔な組織と言えます。
ですから、壊死組織は外科的あるいは化学的にデブリードマン(除去)を行う必要があります。
デブリードマンの方法としては、外科的な処置が基本になりますが、外用薬による化学的デブリードマンという方法もあります。

なお、傷の周りが赤くなっている場合は、細菌感染を生じている可能性が考えられます。
| 院長 | 2013/07/23 12:00 PM |
10月の下旬に足の甲の内側横に1センチ弱の真っ赤な跡が出来ました。
痛みもなく、何が原因かもわからなかったのですが、同じ時期に丁度、湯たんぽを使ったので低温やけど?それともぶつけただけ?と思っていました。
色も、一か月以上たち、真っ赤から、薄く赤黒いものへと変化していました。
その部分が、一昨日の夜、その跡の周りがうっすらとかさぶた?にも思われるものが出来ているのをみつけ、途中まで剥がしてしまいました(半分ほど)。
その後の入浴でお湯に足をつけるとピリピリと痛み、さわっても痛いので不安になっております。靴をはくと触る場所なので、バンドエイドしていますが、このままほおっておいて大丈夫でしょうか? 
今まで痛みもなく、一か月以上過ぎていたのですが、心配になってしまいました。

とりあえず今朝は、家にあったオロナインをぬってバンドエイドした状態です。
| ナオ | 2013/12/06 7:56 AM |
「ナオ」さんの質問に回答いたします。

当然のことながら、このブログ上で診察をすることはできません。
もちろん、現在の症状を診断することも不可能です。

ですから、「このままほおっておいて大丈夫でしょうか?」という質問に回答するのは困難です。
心配な症状であれば、早めに皮膚科専門医などの医療機関を受診するようにしてください。

なお、あまり高温ではない物の接触による熱傷(いわゆる低温やけど)であった場合、皮膚の深いレベルまでダメージが及んでいる可能性が考えられます。

皮膚の表面を覆っている表皮は、約1ヵ月半のサイクルで入れ替わります。
つまり、表皮だけのダメージであれば、長くても約1ヵ月半のターンオーバーで症状の消失が期待できると思われます。

以下のブログも参考にしてください。

「低温やけどにご注意!(農業共済新聞掲載記事)」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197426
「じわじわやってくる低温やけどに気をつけて!」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197348
「表皮のターンオーバー時間」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=505643
| 院長 | 2013/12/06 10:43 AM |
本日(2013年12月6日)にて、当ページ「低温やけどってどんなもの?」のコメント受付を締め切らせていただきます。

約5年間にわたって多数のコメントをいただき、誠にありがとうございました。
| 院長 | 2013/12/06 10:47 AM |
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