2008.08.08 Friday
傷口、縫合する?

切り傷を治療する場合、糸で縫い合わせる時と縫わずに治療する時があります。
屋内で生じたきれいな切り傷(切創)であれば、できるだけ早期に縫合した方が傷痕はきれいになります。
一方、屋外で生じた汚い切り傷の場合は、生理食塩水や水道水などで創部を十分に洗浄する必要があり、縫わずに治療することもあります。
一般に、受傷後8〜12時間以内が創閉鎖のゴールデンタイムと言われています。
ただし、血行が良いという点から、顔の傷の場合には24時間以内であれば縫合することがあります。
それ以上時間が経過した傷では、縫合することが原因となって二次的な細菌感染が増加すると考えられています。
治療後の傷痕が瘢痕化して目立つ場合には、創傷治癒反応が落ち着く3〜6ヵ月後に形成外科などで修正手術を行うのも良いでしょう。
上の写真は、当クリニックの診察室で活躍しているリラックマです。
(撮影:住吉孝二)