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爪白癬内服療法の薬剤負担

爪白癬を放置しておくと、足白癬を繰り返す原因になったり、同居人に感染を拡大してしまう原因となるため、抗真菌剤の飲み薬で治療を行う必要があります。
抗真菌剤の飲み薬は、爪の内部に薬剤が留まって効果を発揮するため、塗り薬のみの治療に比べると格段に効果が上がります。

爪白癬内服療法には、「パルス療法」と「連日内服療法」の2種類の治療法があります。
どちらも効果的な治療法ですが、薬剤負担額が異なるなどの利点・欠点があります。


パルス療法」とは、イトラコナゾールで保険適応になっている治療方法です。
イトリゾールカプセル1日8カプセルずつ1週間服用し、その後3週間休薬するというサイクルを3回繰り返します。
つまり、服薬期間は3ヵ月(服薬日数は3週間)という短期間で済みます。

パルス療法は非常に効果的な治療法ですが、他の飲み薬(高血圧治療薬、高脂血症治療薬など)との飲み合わせによっては服用できない場合があります。
また、イトリゾール薬価が高いため、3ヵ月間の総薬剤費85478円3割負担の保険で25643円)かかってしまいます。(平成20年5月現在)

一方、「連日内服療法」とは、テルビナフィンで保険適応になっている治療方法です。
ラミシール錠1日1錠ずつ毎日服用します。
症状にもよりますが、最低でも3ヵ月、通常は6ヵ月継続して服用する必要があります。
また、治療開始から1ヵ月後〜2ヵ月後に肝機能障害などの副作用が出現することが多いため、内服開始前内服1ヵ月後内服2ヵ月後血液検査を行う必要があります。

ただし、ネドリール錠ラミシール錠後発医薬品)であれば比較的安価であるため、6ヵ月間服用しても総薬剤費30089円3割負担の保険で9027円)で済みます。(平成20年5月現在)

当クリニックでは、上の写真のような比較表を用いて患者さんに分かりやすく説明しています。
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