2008.02.21 Thursday
肝斑(しみ)
「肝斑(かんぱん)」とは、顔の頬骨あたりに左右対称に生じる、境界がはっきりした褐色斑です。
主に30〜40歳の女性で、妊娠やピルの服用、多量の紫外線曝露などをきっかけに出現すると考えられています。
本来「シミ」とは「肝斑」のことを意味していたのですが、世間一般には加齢に伴う「老人性色素斑」などを「シミ」と呼んでいる場合が多いようです。
肝斑の治療として通常行われているのは、ビタミンC(シナールなど)とトラネキサム酸(トランサミン)の内服です。
ビタミンE(ユベラなど)も併用すると、より効果的になります。
塗り薬では、ハイドロキノンなどの美白剤が使用されています。
症状によっては、トレチノイン軟膏の併用も効果的です。
肝斑は紫外線により増悪するため、日常生活においても日焼け止めを使用する必要があります。
また、老人性色素斑と異なり、レーザー治療により悪化しますので注意が必要です。