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脂腺母斑

脂腺母斑(しせん ぼはん)」とは、皮脂腺を含む皮膚の様々な組織から生じた母斑であり、「類器官母斑(るいきかん ぼはん)」とも呼ばれています。
主に、頭皮顔面に生じます。
乳幼児期には、頭皮に円形脱毛症のような症状で出現することが多いです(第1期)。
成長に伴い、やや赤みを帯びた褐色調となり、表面はイボ状の凹凸が目立つようになります(第2期)。

一般に、脂腺母斑良性腫瘍に分類されていますが、思春期以降になると急激に二次性腫瘍の合併が多くなります(第3期)。
合併する腫瘍には、基底細胞癌(あるいは毛芽腫)などの悪性腫瘍の割合が多いです。
そのため、外科的に切除することがすすめられているのです。

実際には、思春期までに生じた脂腺母斑(第1〜2期)に対しては、美容的な面を優先して、手術を行うかどうか判断するのが一般的です。
30歳以上になった場合(第3期)には、悪性腫瘍の合併する可能性があることから、手術を行うべきであると考えられています。
| 肌のあれこれ | 13:00 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
過去の記事にコメントしてすみません。

生後2週間になる娘に生まれつきあるポツポツが(素人判断ながら)稗粒腫か脂腺母斑ではないかと思っているのですが、先生はどうお考えになりますか?

画像
http://photoup-02.x0.to/up/20120425-p7tyf/4f97800877856.JPG
| じゅりママ | 2012/04/29 12:54 PM |
「じゅりママ」さんの質問に回答いたします。

小児に生じた「稗粒腫」であれば、自然に取れて無くなってしまうと思われます。
一方の「脂腺母斑」であれば、ブログ本文中に記載したような経過をたどると思われます。

見た目には全く異なる病変でしょうから、稗粒腫と脂腺母斑の鑑別に迷うようなことは少ないと考えられます。

以下のブログも参考にしてください。

「稗粒腫(はいりゅうしゅ)」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=161208
| 院長 | 2012/05/07 10:20 PM |
はじめまして、こんにちは。


幼い頃から、頭部に禿がありまして、生まれつきのハゲだと気にしていなかったのですが
10年ほど前に、当時のカレシに見てもらったことがあり
『茶色っていうか紫色みたいになってる!』
と言われ、なんとなく気になっていましたが、特段生活上困ることもないしと放置しておりました。


ここ半年ほどのことですが、皮膚の乾燥なのか
その禿の部分が痒いです。
ボコボコとしているので、掻いてポロッと剥がれたら怖いので、掻くにもかけず、、困っております。
子供に写メを撮ってもらったら以前のような紫色ではなく
ピンクっぽい、赤い色に変わっていました。


おそらく3cmぐらいのようなのですが
やはり一度診てもらったほうがいいでしょうか?
| むちゃ | 2012/05/25 2:23 PM |
「むちゃ」さんの質問に回答いたします。

このブログ上で診察をすることはできませんので、心配な症状であれば早めに皮膚科専門医などの医療機関を受診するようにしてください。
「脂腺母斑」であれば、外科的に切除する必要があると思われます。
| 院長 | 2012/05/29 3:40 AM |
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