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食物依存性運動誘発アナフィラキシー

食物依存性運動誘発アナフィラキシー」とは、食物アレルギーの一種ですが、原因となる食品を食べただけでは何も症状が現れません。
特定の食材を摂取した後、運動などの二次的な負荷が加わった時にだけ、アレルギー症状が出現します。

これは、運動負荷によって、腸からの原因食材抗原)の吸収が促進されている可能性が考えられています。
つまり、食べた物が十分に消化されて(原因抗原が分解されて)から運動をしても、アレルギー症状は出現しないのです。

日本における「食物依存性運動誘発アナフィラキシー」の原因抗原としては、「小麦」が全体の50%以上を占めると言われています。
次いで、エビ、イカ、カニなどが挙げられています。

具体的には、パン麺類といった小麦製品を食べてから2時間以内に激しい運動をすると、蕁麻疹呼吸困難意識消失といったアレルギー症状が出現することがあるという訳です。
| 肌のあれこれ | 23:00 | comments(8) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
娘がバレー部に入っていて初めて今月似たような症状で病院に運ばれました。娘からバレーを奪わなければいけないんでしょうか!・・
| 四人の母 | 2008/08/27 11:50 PM |
「四人の母」さんの質問に回答いたします。

「食物アレルギー」には様々な種類がありますが、「食物依存性運動誘発アナフィラキシー」は、アレルギーの血液検査によって原因食材が特定しやすい疾患です。

まず、必要な検査を行い原因食材を確認する必要があります。
運動をする前には、原因食材を摂取しないように心がけてください。

原因食材が含まれている可能性のある食事をする場合には、ゆっくり良く噛んで食べる必要があり、食後2時間は激しい運動を控えた方が良いと思います。

細かい注意点については、担当医とよく相談してみてください。
| 副院長 | 2008/08/28 6:42 PM |
蕁麻疹の症状について調べていてこのサイトにたどりつきました。気になることがあるので質問させていただきます。

去年の暮れぐらいから、ランニングの後にシャワーを浴びてしばらくすると蕁麻疹が出るようになりました。

ランニング自体は2年ほど続けているので、冬に走るのは昨年〜今年が初めてではありませんが、このように蕁麻疹が出るのは今シーズンに入ってからです。

最初に気がついたときは、腹部が中心だったので、ちょうどシャツが直接触れる場所(下着の部分は特に出なかった)だったこともあり、乾燥と衣類の刺激のあるところへ熱いシャワーを浴びるせいかと思っていました。ところが、次第に範囲が拡がるようになり、先日は顔面・手の甲・足首から先を除くほぼ全身にかゆみが出て、赤く腫れて腹部や背中は個々の湿疹が繋がって大きな地図のようになって腫れました。下着の下になっている部分も出ましたし、衣類のまったく触れていない首も出てしまいました。走った後にシャワーを浴びると必ず出るようになりました。

前回があまりにひどい症状だったので近隣の皮膚科へ出掛けて説明したところ、運動後に出る、ということから「食物依存性運動誘発型」のものでないかと先生は疑われたようです。しかし、走るときは帰宅後すぐに(食前に)走るため、何も食べていないことを説明しました。また、例えばジムなどで筋力トレーニングをしたりした場合は特に出たこともありません(今のところ)。

特にそれ以上の質疑もないまま、「アレグラ」と「プレドニン」を処方され1週間薬を飲むよう言われました。

とりあえず、前回の皮膚の状態が恐ろしい光景だったため、処方された薬を飲んでいますが、できればステロイドなどは続けたくありません。

副院長の説明では、食事だけ、運動だけでは出ない、とありますので、どちらかといえば他の部類の蕁麻疹ではないかと疑っています。ましてや、ランニングの後に出ると言っても、ランニングをした直後に出るのではなく、決まってシャワー後になってから出始めます。ただ、風呂屋で水風呂と温風呂の交互浴などをしても蕁麻疹が出ることはありません。

発症している状態で診察してもらえることがないので、うまく説明できているのかも自信がありませんが、セカンドオピニオン等のため他の皮膚科へ受診するほうがいいのでしょうか。それとも、とりあえず1週間投薬を続けて再度受診して相談したほうがいいでしょうか。

処方されてからまだランニングしてないので(昨日病院へ行ったところです)処方薬が吉と出るか凶と出るかわかりませんが、今夜時間があるので走ってみようと思っています。

副院長もやはり食物依存性運動誘発型の蕁麻疹だと思われますか。
| 蕁麻疹に悩む者 | 2009/02/04 1:54 PM |
「蕁麻疹に悩む者」さんの質問に回答いたします。

通常の「蕁麻疹」と意識消失を伴う「アナフィラキシーショック」とは、重症度が全く異なります。

「食物依存性運動誘発アナフィラキシー」とは、食べた食物が十分に消化されない間に運動をすることで原因食材の吸収が急激に進み、ショック状態に陥るものと考えられています。
つまり、慌てて食事をした直後に激しい運動をすると、意識消失を起こすのが「食物依存性運動誘発アナフィラキシー」という訳です。

蕁麻疹の場合、症状が出ている時に医療機関を受診するのは非常に困難なものです。
ただし、診察をしていない私が、実際に診察をしている医師の診断や治療についての批評をこのブログ上でするつもりは全くありませんので、これ以上のコメントは控えさせていただきます。
| 副院長 | 2009/02/05 9:31 PM |
先日↑に書かれている病気。ではないかと診断されました。
今は最終検査待ち状態です。
いろいろ検索していて初めて目にしたのですが

「つまり、慌てて食事をした直後に激しい運動をすると、意識消失を起こすのが「食物依存性運動誘発アナフィラキシー」という訳です」

↑慌てて食事をしなかったら大丈夫 と受け取れてしまうのですが
ではゆっくりよく噛んで食事をすると大丈夫ということでしょうか?
もしそうならうれしい発見です。
薬や注射に頼らなくてもよいのかな〜?なんて思ってしまいました。
田舎にすんでいるため、全部医師の指導で大丈夫なのかと心配でいろいろ検索しているところです。


| りんご | 2010/04/17 1:50 PM |
「りんご」さんの質問に回答いたします。

日本語(語学力)の問題かと思います。

「食物依存性運動誘発アナフィラキシー」は、食物が十分に消化される前に運動することで、原因食材の吸収が急激に進み、アナフィラキシーに至ると考えられています。
それを「慌てて食事をした直後に激しい運動を・・・」という表現にしている訳ですから、慌てて食事をしなければ大丈夫とか、激しい運動をしなければ大丈夫という訳ではありません。

もちろん、ゆっくりよく噛んで食事をすることが望ましいでしょうし、食後は安静にしていることが望ましいでしょう。

「食物依存性運動誘発アナフィラキシー」というのは、原因食材(抗原)の摂取と運動負荷の両方の条件が重なって症状が現れるものなのです。
| 副院長 | 2010/04/21 10:57 AM |
ブログ、興味深く拝見しました。私は十代のときは症状が出ませんでしたが、それ以降、何十年も、ちょっと走ると(3〜5分)、空気摩擦がおきる足と足の間、衣服が皮膚に当たる部分、ブラジャーのラインなどに、じんましんのようなものが出て、もうれつにかゆくなり、それ以上続けることはできません。現在53歳で、依然として同じ症状がでます。食物は私には関係なさそうです。ほかのスポーツではまったく出ません。
| タケウチ ミドリ | 2011/10/01 9:43 AM |
「タケウチ ミドリ」さんのコメントに回答いたします。

「蕁麻疹」に関しては、以下のブログを参照ください。

「慢性蕁麻疹」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=212659
「蕁麻疹の原因」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1193330
「蕁麻疹の薬はいつまで飲めば良いの?」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=549382
| 院長 | 2011/10/11 10:02 AM |
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