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稽留性肢端皮膚炎

稽留性肢端皮膚炎(けいりゅうせい したん ひふえん)」とは、四肢の末端紅斑小さな膿疱を突然生じ、徐々に爪にまで炎症が拡大して、爪が変形してしまう疾患です。
文字通り、皮膚炎が肢端(四肢末端)に稽留して(とどまって)しまうという訳です。

まれな疾患ですが、現在では「膿疱性乾癬」の一種と考えられるようになってきました。
原因については不明な点が多く、必ず生じる爪の変形についても、そのメカニズムは現在のところ不明なままです。

診断を確定するためには、皮膚生検を行う場合もあります。
ただし、爪のみに症状が現れる「爪乾癬」との鑑別が難しいと言われています。

治療には、強めのステロイド外用剤を使用することが多いですが、十分な効果が得られない場合もあります。
他には、ビタミンA誘導体であるエトレチナートの内服や免疫抑制剤の内服、紫外線療法などが試みられています。
生命に影響を及ぼすことはありませんが、再発を繰り返しやすく、非常に治りにくい疾患です。
| 肌のあれこれ | 23:55 | comments(9) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
昨年の9月から突然指先に膿胞が出来始め今では爪もボロボロになりました。足は両足とも親指に膿胞が出来ていますが
他の指は大丈夫です。でも、右足の土踏まずの所に500円玉大の膿胞が出来ています。
皮膚科に受診しステロイド軟膏をもらいチガソンも内服しましたが数日は症状も軽減しますが又膿胞が出来繰り返しです。大学病院へ行くように言われ明日行きます。
| ハラダ | 2008/01/29 2:06 PM |
「ハラダ」さんのコメントに回答いたします。

適切な診察を受け、診断してもらうようにしてください。
「掌蹠膿疱症」や「膿疱性乾癬」など、診断が難しい場合もあると思います。
| 副院長 | 2008/01/29 2:29 PM |
先週水曜日に大学病院で「皮膚生検」をしました。
明日検査結果を聞きに行きます。
受診時にはおそらく稽留性肢端皮膚炎だろうとは
言っておられましたが、結果をみてちゃんとした病名を
出してから治療しましょうと言われました。
又、結果は報告します。
| ハラダ | 2008/02/05 1:58 PM |
検査の結果はやはり稽留性肢端皮膚炎でした。
ステロイド軟膏とレクチゾールという内服を
もらいました。2週間様子をみて薬を調整するとの事です。
根気良く通院してみようと思います。
| ハラダ | 2008/02/13 9:57 AM |
初めてコメントします。
20年以上前に足の親指を剥がした事がありその為の爪の変型だと今まで思っていましたが今年の3月ぐらいから爪や爪の回りが痛くなり皮膚科に行ったらニッパで切るぐらいしかできないので様子を見て下さいと言われました。
良くなる事もなく段々腫れてきたので他の皮膚科に行ったら稽留性肢端皮膚炎かもと言う事で塗り薬だけもらい様子見て下さいとの事でした。様子見るだけで検査しなくても大丈夫なんでしょうか?
| 山崎 | 2009/09/30 10:51 AM |
「山崎」さんの質問に回答いたします。

「稽留性肢端皮膚炎」とは「膿疱性乾癬」の一種であり、四肢の末端(両手指と両足趾)に紅斑や膿疱を生じます。
全ての両手足に特徴的な膿疱などがみられれば、見た目(視診)だけで診断される場合もあると思いますが、診断を確定するためには皮膚生検が必要になります。

ちなみに、膿疱性乾癬であれば強力なステロイド外用薬で治療しますが、細菌感染によって腫れて痛いのであれば抗生剤が必要になります。

以下のブログも参考にしてください。

「膿疱性乾癬」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=587712
| 副院長 | 2009/10/02 11:03 AM |
初めて質問します。2007年5月左人差し指の指先にチクリくらで何か刺さったのかなの痛みから化膿が始まり、2年半皮膚科や整形外科7件を転々として抗生物質を2年半服用しました。7件の先生の中にはアロポー稽留性肢端皮膚炎だと診断もされた先生もおられました。2009年8月に8人目の先生に辿り着き、この先生の診断も稽留性肢端皮膚炎でしたが、治療が違って、ビオチン服用と紫外線治療で半年もすれば爪もできますといわれ、その通り2010年1月にはきれいに爪もできて治療を終えました。その後半年して2010年6月に同じ指がまた化膿や爪が変形し始め同じ治療では効果なく1年半通院したが全く良くならないので2011年11月から病院も遠距離なためそのままにして行っておりません。全く爪は生えなく、常に化膿とかさぶたと繰り返しで指先の神経も感じなくなって5年が経過しています。今後どうしたらいいでしょうか?
| ハラダ | 2012/09/27 4:30 PM |
「ハラダ」さんの質問に回答いたします。

残念ながら、このブログ上で診察を行うことはできません。
実際の症状を診察せずに「今後どうしたらいいでしょうか?」という質問に回答するのは無理があります。

「稽留性肢端皮膚炎」という診断が確定しているのであれば、ブログ本文中にも記載したような「膿疱性乾癬」に準じた治療を行うのが一般的だと思います。
診断が確定していなければ、皮膚生検などにより診断を行う必要があるでしょう。

まずは、過去に受診された医療機関など、皮膚科専門医のいる医療機関を受診するようにしてください。
なお、全国の皮膚科専門医は、日本皮膚科学会ホームページ(http://www.dermatol.or.jp)の「皮膚科専門医MAP」で検索することが可能です。
| 院長 | 2012/10/02 10:25 AM |
本日(2012年10月2日)にて、当ページ「稽留性肢端皮膚炎」のコメント受付を締め切らせていただきます。

5年近くにわたって多数のコメントをいただき、誠にありがとうございました。
| 院長 | 2012/10/02 10:33 AM |
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