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プロトピック軟膏の使い方


アトピー性皮膚炎治療剤である「プロトピック軟膏タクロリムス含有軟膏)」は、1999年に保険適応となりました。
この塗り薬の登場によって、それまでステロイド剤だけに頼っていたアトピー性皮膚炎の治療が大きく変わりました
特に、治療の難しかった「赤ら顔」に対しては、非常に効果的な治療薬となりました。

ところが、「私にはプロトピック軟膏が合いませんでした」と言うアトピー性皮膚炎の患者さんを時々見かけます。
話を聞いてみると、処方した医師から十分な説明を受けていないために、使い方を誤解している場合がほとんどのようです。

プロトピック軟膏は、液滴分散法という特殊な製法の外用剤です。
初めて使用した患者さんの約80%に、外用部位のピリピリ感灼熱感、あるいは痒みといった刺激感を伴います。
塗ってみて刺激感がない場合には、もちろんそのまま継続して使用すれば良いのですが、刺激感のあった患者さんでも、1週間程度継続して使用すれば、ほとんどの刺激感は消失します。

また、プロトピック軟膏に含まれるタクロリムスは、強力な免疫抑制作用を有しますが、ステロイドとは全く異なります。
タクロリムスの欠点は、ステロイドに比べて分子量が大きいため皮膚へ吸収されにくい点と、前述の刺激感です。
逆にタクロリムスの利点は、ステロイドにみられるような副作用(塗った部位の皮膚が薄くなりやすい)が無い点です。

つまり、「悪化した皮膚炎の治療には即効性のあるステロイド剤を用い、皮膚炎が軽快してから副作用の少ないプロトピック軟膏を使用する」というのが、最も合理的で効率の良い使用方法と考えられます。
特に、の皮膚炎に対しては「やや強めのステロイド剤を使用して十分に皮膚炎を治療し、軽快した皮膚症状が再び悪化しないようにプロトピック軟膏を使用していく」というのが、新しいアトピー性皮膚炎治療のスタンダードになってきました。

私自身、このプロトピック軟膏の出現がなければ、今ほど皮膚症状が改善することはなかったかも知れません。

上の写真は、群生するコスモスです。
(撮影:住吉孝男)
| 院長ブログ | 23:55 | comments(49) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
顔のアトピーがなかなか改善されず、日々悩んでおります。
最近はまぶたの上がかゆく、赤くなるので
目が腫れてしまい辛いです。。


「悪化した皮膚炎の治療には即効性のあるステロイド剤を用い、皮膚炎が軽快してから副作用の少ないプロトピック軟膏を使用する」
顔や首の皮膚炎に対しては「やや強めのステロイド剤を使用して十分に皮膚炎を治療し、軽快した皮膚症状が再び悪化しないようにプロトピック軟膏を使用していく」

先生、このプロトピックとステロイドの使い分けは、実際どのように判断したらよいのでしょうか。

かゆい時はステロイド、かゆくないけど皮膚が赤い時はプロトピック、といったイメージでしょうか?

過去の記事へのコメントにて恐縮ですが
ご確認よろしくお願いいたします。
| さや | 2009/03/16 12:44 PM |
「さや」さんの質問に回答いたします。

「ステロイド外用薬」と「プロトピック軟膏」は、どちらも皮膚炎を改善しますので、好みで使い分けをしても構いません。
ただし、プロトピック軟膏は分子量が大きいため、顔や首の外用には適していますが、体や手足に外用してもステロイド外用薬のようには皮膚に吸収されにくいという欠点があります。

顔や首に外用する場合、炎症の強い(かゆい、赤い)皮膚には、即効性があり皮膚への刺激感が少ない「ステロイド外用薬」を使用するのが一般的です。
一方、皮膚炎が治まってきている(かゆみが軽快している、赤みが軽快している)皮膚には、持続性があり長期使用による副作用の少ない「プロトピック軟膏」を使用するというのがスタンダードな治療になっています。

アトピー性皮膚炎では必ず皮膚炎の悪化する時がありますので、皮膚炎が治まってからも「プロトピック軟膏」を定期的に外用することで皮膚炎の悪化を防ぐようにしましょう。
| 副院長 | 2009/03/18 10:05 AM |
私もステロイドとプロトピックの使い分けがよくわからず悩んでいます。私の場合、目の周りと口の周りが赤く、キンタベードとプロトピックを処方されています。ステロイドを使用するとほぼ1〜2日で見た目には治ってしまいます。しかし、しばらくするとすぐに再発をしてしまします。ステロイドですぐに赤みや腫れがひいてしまうので、治ったような気がして普通のお化粧をしてしまうのですが、再発するということは治ってないってことなのでしょうか?ステロイドをつけると治ったような肌に見えますが、その後も良い肌の状態を維持するためには、プロトピックを使用したほうがいいのでしょうか?
また、症状から見て赤くなったり腫れたりしますが、かゆみはないので、自分ではアトピーではなく接触性皮膚炎なのではないかと思っています。かかっている皮膚科では、ご質問してもあまり詳しく説明をしてもらうことができません。
大変恐縮ですが、教えていただければとても助かります。
| きょうこ | 2009/09/27 3:01 PM |
「きょうこ」さんの質問に回答いたします。

「アトピー性皮膚炎」も「接触皮膚炎」も湿疹(皮膚炎)ですから、病変部で起こっている症状はほぼ同じです。

「接触皮膚炎」であれば、原因が取り除かれれば再発することはありません。
「アトピー性皮膚炎」であれば、特に誘因なく慢性的に再発を繰り返します。

なお、診察をしていない私が治療の指示をすることはできませんので、実際に診察を行っている皮膚科専門医の指示に従うようにしてください。

以下のブログも参考にしてください。

「アトピー性皮膚炎」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=441189
「血管性浮腫(クインケ浮腫)」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=245464
| 副院長 | 2009/09/30 9:45 AM |
お忙しいところお返事ありがとうございました。
長期間にわたる皮膚のトラブルと付き合っていくのは本当にむずかしいですね。
私の場合、かかっている皮膚科はいつも混んでいて、でも診察していただける時間はわずか1分くらい。
あまり質問もできず、病名もわからず、薬の使用方法もほとんど指導していただけず。
今までで4件、別の病院に代わってみたけどどこも大体同じで悲しくなります。トラブルの原因もわからずとても不安になります。お医者様に対しても、薬に対しても信頼がもてず、わからないのでネットで調べる、いろんなことが書いてある、どれが本当なのかよけいにわからなくなる、よけい不安になる、という悪循環です。

でも住吉先生のように診察していない者からのご質問にも丁寧に回答してくださるお医者様もいらっしゃるのですね。とてもうれしかったです。
いただいたコメントとブログは参考にさせていただきます。
ありがとうございました。
| きょうこ | 2009/09/30 9:45 PM |
先生教えて下さい。2・3日前から急に目の周りと首の荒れがひどくなり皮膚科に受診したらプロトピック軟膏を処方されました。今妊娠してるかしてないかわからない状態なのですか、それを先生に伝えたら妊娠してるのがわかったらすぐ再受診さて下さいと言われました。本当に使用してても影響はないのでしょうか?
| まさこ | 2009/12/02 2:19 PM |
「まさこ」さんの質問に回答いたします。

ほぼ全ての薬剤について言えることですが、人間の胎児を利用して薬剤の安全性を調べるような実験は、行われることがありません。
ですから、妊娠中に胎児に影響が無いことが確認されている薬剤というのはほとんどありません。

プロトピック軟膏は1日の使用量が10gまでに制限され、妊婦または妊娠の可能性がある女性には禁忌とされている薬剤です。

発売開始から10年が経過し、胎児への影響について重大な障害が生じたという話は耳にしていませんが、だからと言って妊娠中に使用しても問題が無いとは言い切れません。
心配であればプロトピック軟膏の使用を中止するのが望ましいと思います。
| 副院長 | 2009/12/04 7:27 PM |
初めまして。

コメント欄でのお伺いで恐縮なのですが、私もプロトピック軟膏を使う身として不安があるので質問させてください。

処方されて約7年ほぼ毎日、顔、首、腕、胸付近に夜に一回プロトピック軟膏を使用してます。
使用量は5gチューブを4ヶ月〜6ヶ月で使い切る量です。

薬を使うと状態は安定しているのでさほど日常生活に支障はないのですが、やはり悪性リンパ腫や皮膚がん等、重大な副作用がでるかもしれないという負の可能性の面で、使用しながらも気分が沈んでしまうことが多々あります。

最近「あとぴナビ」というサイトで、2009年12月に米国で大規模なプロトピック軟膏の臨床データが検証されたとの記事をみました。
内容はプロトピック軟膏を使用してると悪性リンパ腫の発症リスクが有意に上昇するとのこと。

私は専門家では無いので詳細がよくわからず、この記事に不安を覚えました。

そこで先生に質問なのですが、私の薬の使用する部位は問題は無く適切なのでしょうか?薬の使用量に関して他者と比較して多い方なのでしょうか?
あと、上記の記事のことについて先生の見解を教えてくれませんか?
| せい | 2010/03/09 11:06 AM |
「せい」さんの質問に回答いたします。

私も自分自身のアトピー性皮膚炎の治療薬として、10年以上前からプロトピック軟膏を毎日使用しています。

全ての薬について言えることだと思いますが、効果(作用)があれば副作用もあります。
一般には、有効性としての作用が副作用を大きく上回る場合に治療薬として認可されます。
もちろん、その薬の作用を「有効性」ととらえるか「副作用」ととらえるかは、その患者さんの病状・病態によって違ってくるでしょう。

プロトピック軟膏の場合は、副作用を予防するという意味から使用量に年齢に応じた制限があります。
例えば、13歳以上であれば1回の使用量は5gまでです。
1日の使用回数は1〜2回ですから、1日の使用制限は10gということになります。
1週間で考えると使用制限は70gまでということになりますから、5gチューブで14本まで使用可能という計算になります。
ただし、プロトピック軟膏の主な使用部位が顔と首である点を考慮すると、使用量の制限というのはあまり気にしなくても良いように思います。

次に、プロトピック軟膏の使用部位に関してです。
一般には、粘膜以外の皮膚であれば、顔や首以外にも使用して構わないでしょう。
ただし、主成分であるタクロリムスは分子量が大きいため、正常な皮膚の角層からは吸収されません。
ですから、比較的薬剤の浸透性が良い顔や首以外の皮膚では、プロトピック軟膏の十分な効果が得られない可能性があります。

発癌に関しては不明な点も多いのかも知れませんが、日本人のような黄色人種などではあまり報告を聞いたことがありません。
逆に、もともと紫外線の防御機能に乏しく、発癌の可能性が高い白人にとっては重要な問題なのかも知れません。
| 副院長 | 2010/03/12 10:45 AM |
教えて下さい
DLEと診断されてから最初は、ロコイドを使い、効果が無くプロトピックに変わりました。その後二ヵ月使っていますが、ほとんど良くなっていません。次の診察の予約が二ヵ月後なんですが、このまま薬を継続するしかないのでしょうか?大学病院に通院してますが、不安です。
| めい | 2010/03/20 2:31 AM |
「めい」さんの質問に回答いたします。

「慢性円板状エリテマトーデス(DLE)」とは、急速に全身の臓器が侵される「全身性エリテマトーデス(SLE)」と異なり、皮膚のみに病変が現れる「皮膚型エリテマトーデス」の一種です。
皮膚以外の生命に関わるような症状は出現しませんので、心配しなくても大丈夫です。

今後の治療方針については、実際の症状を診察している担当医(できれば皮膚科専門医)とよく相談するようにしてください。

以下のブログも参考にしてください。

「慢性円板状エリテマトーデス(DLE)」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=462844
| 副院長 | 2010/03/26 5:57 PM |
はじめまして。
以前、口囲湿疹と診断されてステロイドを処方されました。
ツルツルになったので、使用を中止した所
3日くらいでまた、再発してしまったので別の皮膚科で診て頂きました。
今度は口周りに皮膚炎が起こっているけど・・・
口囲皮膚炎ではないと言われ、プロトピックを処方されました。
湿疹は、多少のかゆみがありましたが、全然我慢できる程度でした。
それに、口周りのみ湿疹がでます。

今日で、プロトピックを使用してから(朝と夜使用)1週間になります。
皮膚科の先生に良くなってきたら少しずつ減らすように言われたのですが、リバウンドや再発の事を考えるとどのタイミングで減らしていったら良いのかわかりません。
助言を宜しくお願い致します。
| ゆか | 2010/04/03 2:51 PM |
「ゆか」さんの質問に回答いたします。

当然のことですが、このブログ上で診察を行うことはできません。
診察をしていない症状に対して、具体的なコメントをするのは困難です。

一般論になりますが、皮膚症状の改善に応じて、外用薬の使用量や使用回数を減らしていくことが可能でしょう。

例えば、1日2回外用して改善してきた症状であれば、次の2週間は1日1回程度の外用に減らしてみます。
症状の再燃(悪化)が起こらなければ、次の2週間は1日おきに外用してみます。
このように、繰り返しやすい症状を治療する場合は、外用薬の減量方法に十分注意する必要があります。

なお、具体的な治療方針については、実際の症状を診察している担当医とよく相談するようにしてください。

以下のブログも参考にしてください。

「口囲皮膚炎(酒さ様皮膚炎)」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=590920
「プロトピック軟膏の適切な使用量」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197095
| 副院長 | 2010/04/06 11:06 PM |
海外の友達からメールがきたのですが、答えるのが難しく、先生にご返答お願いしたいのです。

友人の9か月の赤ちゃんなのですが、顔のアトピーがひどくて、赤みがあり、痒みでひっかくのでジュクジュクになったり、逆に乾燥してたりしているようです。
ステロイドばかり処方されていて、皮膚が薄くなってるようで少し爪があたっただけで出血するようです。

最近、ステロイドが効かないということでPimecrolimusが処方されたそうです。2歳以下には使わないと添付文書に記載があるのでとても心配しています。
先生は黄色人種には副作用がすくないのでは、とかかれていたので、少し安心はしているのですが、9か月の赤ちゃんに使用するのはいかがなものでしょうか?

もし、使用するならどのような点(赤ちゃんにおこる変化のサインや副作用)に気をつけたらよいのでしょうか?
ステロイドやタクロリムス以外に赤ちゃんのアトピーの治療法はないのでしょうか?

友人がとても悩んでいます。ご回答宜しくお願い致します。







| さちとも | 2010/10/13 11:48 PM |
「さちとも」さんの質問に回答いたします。

まず初めに、このブログ上で診察をすることは不可能であるということをご理解ください。
ですから、診察をしていない海外在住の小児の皮膚症状について、診断や治療について詳しくコメントすることはできません。

タクロリムス軟膏(プロトピック軟膏)は、1999年に世界に先駆けて国内で使用が開始されました。
しかし、タクロリムスと同様にカルシニューリン阻害薬であるピメクロリムス(Pimecrolimus)クリームは、日本国内では認可されていません。

私は過去に、国内におけるピメクロリムス(アスコマイシン)の臨床試験に携わっておりましたが、十分な治療効果が得られなかったことから、国内では認可されませんでした。
ですから、ピメクロリムスについての詳しい知識はありませんが、2歳未満には使用できないという基準は、タクロリムス(プロトピック軟膏)と同等であると考えられます。

それぞれの国家で定められた使用基準において、安全性が確認できていないため使用しないように記載されている薬剤を、診察も処方もしていない私が「使用して良い」と判断することはできません。
ですから、実際の症状を診察している担当医と治療方法についてよく相談するようにしてください。
| 副院長 | 2010/10/22 12:49 PM |
はじめまして、私はイタリアに住む33歳の女性です。
10年も出ていなかったアトピーが、去年子供の授乳を終わる時期と同時にまた再発しました。
最後に日本で通っていた病院では漢方薬を主に使っていたため、今回ステロイド系の薬を塗るのが怖くて(こちらではすぐに強い薬をだされるので)抗ヒスタミン剤は飲んでいたもの、なかなか皮膚科にいかないまま、良くなったり悪くなったりを繰り返しながらなんとか我慢して過ごしていました。
今年秋口になってまた顔中が真っ赤になるほどに悪化してしまったため、今回は皮膚科で診察してもらうことにしました。

その時、初めてプロトピックの事を知りました。
顔中に広がっていた赤みも一日もしないうちに良くなったので、うれしい反面効きすぎていることが少し怖くなりました。
そのときの皮膚科の先生は状態がよくなってからも一週間は毎日塗ってくださいと言っていたのですが、ちょっと怖くなって3日ほどで止めました。
その後、一週間ほども経たない内に、目の近くにヘルペスが出来てしまって今度は眼科に行かなければならない状況になってしまいました。

ここで質問です、プロトピックで抵抗力が落ちる事でヘルペスが出来たとしたらアトピーが改善してから直ぐに薬を塗るのをやめたほうがいいと思われますか?
| ヒトミ | 2010/11/13 8:30 AM |
「ヒトミ」さんの質問に回答いたします。

診察をせずに回答するには難しい質問ですね。

まず、顔の湿疹を治療するという意味では、プロトピック軟膏は症状を改善するだけでなく、皮膚炎の再燃を予防するという効果も期待できます。
そのため、皮膚炎が治まってからも寛解維持療法として継続していくというのは、非常に有効な使用方法です。

しかし、単純ヘルペス(口唇ヘルペスやカポジ水痘様発疹症など)を生じやすい患者さんにとって、プロトピック軟膏の使用は難しくなります。

実際に、プロトピック軟膏を使用したことが誘因となって単純ヘルペスの症状を繰り返していると予想される患者さんは多数いらっしゃいます。
このような場合には、単純ヘルペスを生じやすい部位には小児用のプロトピック軟膏を使用したり、プロトピック軟膏よりも効き目の弱いランク(Mild〜Weak)のステロイド外用薬を使用することが多いと思います。

もちろん、単純ヘルペスの原因となるような直射日光を避けたり、体調管理を心がける必要があるのは言うまでもありません。

以下のブログも参考にしてください。

「プロトピック軟膏の適切な使用量」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197095
「口唇ヘルペス」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=207679
「ステロイド外用薬の分類(ランク)」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1139944
| 副院長 | 2010/11/20 12:42 AM |
皮膚科で プロトピック軟膏小児用0、03 を 頂いて塗ってました 他のブログで 副作用をかかれてて 怖くなり 違う皮膚科でアレルギー専門だったので行くと 診察されたのが 血の検査 あとは 塗り薬無く プロトピック塗ってたの告げると そんなん良く無いから 捨てて!と 言い 皮膚の痒みの原因聞くと口の中から 来てるから 歯磨きの時に 使えと 在庫無いが 次出すとの事 飲み薬は 何種類もの漢方 次 血の検査の結果聞きに行くと 貧血ですね と言われ貧血の漢方 増やされただけ 検査の紙も くれず 次に 行って貰うだけ貰いに行ったら 普通の血の検査だけでした その皮膚科は 診療所となってましたが アレルギー科 ともありました 張り紙が いっぱいして ステロイド離脱の診療 や いろいろ掲げて書いてあり その施術に 一回何万円 やら ありました 何よりも 医者の投げやりな 態度と 漢方で 稼ぐ気満々の 人の弱みに 漬け込む 商売にしか 見えませんでした 二度と行ってません
| マアム | 2011/03/07 6:51 PM |
「マアム」さん、コメントありがとうございます。

プロトピック軟膏は、適切な使用方法・使用量を守っていれば、ステロイド外用薬のような副作用もなく使用できる薬剤であると一般的に言われています。

自己判断で様々な医療機関を受診するのではなく、皮膚科専門医がいる皮膚科を受診するか、他の医療機関から信頼できる皮膚科を紹介してもらうようにしてください。
皮膚科専門医は、日本皮膚科学会ホームページの専門医マップから検索することができます。

「日本皮膚科学会ホームページ」
http://www.dermatol.or.jp/
| 院長 | 2011/03/11 1:31 PM |
はじめまして、中学生から30歳の現在までアトピーの男性です。
つい最近までリンデロン-VG軟膏0.12%の白色ワセリンを混合した物を約10年以上の間、顔や体に塗り続けてきました。
症状は良くなったり悪くなったりを繰り返しています。
顔はすっかり赤黒くなり、もう治らないのかとも思っております。
通院している医師からは、様々な提案をいただき最近は、プロトピック軟膏0.1%を使用すすめられ使っています。
使用はじめのほてり感も落ち着き思いのほか、顔の調子も良いです。
ただあまりに調子が良いのですごく心配になり色々調べてみると使用して5日目のプロトピックも気になる事が出てきました。
・今後使用を続けて、顔の赤黒の色は軽減されるのでしょうか?
・赤黒の色は止める方法はないのでしょうか?少しでも良くなれば良いのですが・・・。
・ステロイド同様にプロトピックも髭そりあとに塗るのは良くないのでしょうか?
・仕事の関係で外の立ち仕事がどうしても含まれます、プロトピックが直射日光に良くないという事ですが何か対策はないのでしょうか?
・現在は1日に寝る前と起きた時に2回顔に使っておりますが調子をみて回数を減らしていき、ゆくゆくは使用しなくても良い状態にもっていけるのでしょか?
・プロトピックとストロイドのリバンドは激しいものなのでしょうか?
・現在ほてり感は落ち着きましたが、なぜか目の奥に熱さを感じます。これはプロトピックが体にあってない証拠なのでしょうか?ほてり感の症状の一つなのでしょうか?
・昨年に体調不良で、帯状疱疹になってしまいました。そんな私が口唇ヘルペス等になる可能性が高いプロトピックの使用を今後も続けて大丈夫なのでしょうか?
・また私は長期にステロイドを使用してきたせいか緑内障のけがあると眼科からも言われております。プロトピックを顔に塗り、ステロイドを体に塗っていくとやはり進行をとめる事は出来ないのでしょうか?
・最後に質問です。
脱ステロイドをどのように思われますか?可能であれば行う価値のあるものなのでしょうか?それとも薬と保湿剤を使用してうまく調整していくほうがよいと思われますか?
私は社会生活を送るうえで脱ステロイドにはどうしても、踏みきれません。ただこの先の人生、薬と共に生きると思うと、数年の我慢をしてとも過る時があります。
先生はどのように思われますか?

現在はツムラの消風散とクラリチン10mgを服用しGMTジェルという保険外の保湿剤とプロトピックを顔に使用しています。
体はGMTジェルとリンデロンVG軟膏0.12%(ワセリン混合)を乾燥したところに使っています。

高校時代には土佐清水にも行ってきました。一時的には良くなりましたが・・・。正直なところ今の通院の皮膚科にも不安を覚えております。

今までの思いも含めてしまい、本当に長文の質問で申し訳ございません。
答えにくい質問も多々あると思いますがご回答の程、何卒宜しくお願い致します。
| まさん | 2011/04/01 3:13 AM |
「まさん」さんの質問に対し、私にできそうな回答を列挙してみます。

私は、もう10年以上プロトピック軟膏を髭剃り後に塗っています。

プロトピック軟膏を外用してから直射日光を浴びると、効き目が強くなり過ぎる可能性があります。
また、発癌などの可能性を危惧する意見もあるため、念のためにプロトピック軟膏の使用量に制限が設けられており、同時に過剰な紫外線の照射を受けないことが望ましいとされています。
同じ理由から、光線療法(紫外線療法)との併用も避けるように言われています。

もちろん、外用薬などの治療をしなくても皮膚炎を繰り返さないようにしていくことが、アトピー性皮膚炎の治療の目標だと思います。

リバウンドというのは、一般にステロイドの全身投与(内服または点滴など)が行われた場合に心配される症状です。
通常は、外用ステロイドでリバウンドを心配する必要はありません。
そもそも、タクロリムス(プロトピック軟膏の主成分)というのは、ステロイドと異なり、体内に存在するホルモンではありませんので、リバウンドという考え方は無いと思います。

私は「脱ステロイド」という治療?(治療方針?)というのは聞いたことがありませんので、コメントすることができません。

なお、当然のことながら、このブログ上で診察を行うことはできません。
ですから、現在の症状や今後の治療に関しては、実際の症状を診察している担当医から説明を受けるようにしてください。

以下のブログも参考にしてください。

「ステロイド外用薬の分類(ランク)」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1139944
「プロトピック軟膏の適切な使用量」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197095
「アトピー性皮膚炎は何歳で治るの?」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=940980
「ステロイド外用でもリバウンドが起こる?」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=264722
「アトピー性皮膚炎関連のブログ一覧」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197183
| 院長 | 2011/04/06 11:46 PM |
プロトピック軟膏についていくつか質問させて下さい。
調剤薬局からもらった注意書きに「ニキビやおできには塗らない事」と書いてあったのですが、塗ってしまうと何か影響がありますか?
湿疹部位にプロトピックを毎日塗っていて、湿疹部位付近の健康な皮膚にも毎日付いてしまってる場合今後何か影響はありますか?
最近はまぶたが痒くなる事があるんですが成人用のプロトピックを、まぶたに塗っても大丈夫ですか?それとも眼用のステロイド軟膏を処方してもらった方が良いのでしょうか?

お忙しい中すみません、教えていただけたら嬉しいです。
| りき | 2011/06/18 8:17 PM |
「りき」さんの質問に回答いたします。

湿疹の治療に使用するステロイド外用薬やプロトピック軟膏は、免疫反応(アレルギー反応)を強力に抑制する薬剤ですから、感染性の皮膚症状に外用してしまうと、当然その感染症状が悪化してしまいます。

私は、10年以上も眼瞼(まぶた)など、湿疹が治った部位や湿疹が出やすい部位にプロトピック軟膏を毎日のように塗っていますが、今のところ気になる副作用などは現れておりません。

眼瞼の皮膚炎の治療として、ステロイドを使用するかプロトピックを使用するかは、その治療効果などを含めて担当医とよく相談して決めるようにされてはいかがでしょうか。
少なくとも、診察をせずにこのブログ上で指示を出せるような内容ではないと思います。
| 院長 | 2011/06/21 11:41 AM |
初めまして・・
心配なことがあるので宜しければ教えて頂きたいのですが・・
私は3年位前に顔に湿疹と赤味ができ皮膚科に行くと血液検査をされアトピーと診断されました。
その日からほぼ毎日塗り薬としてプロトピックを飲み薬としてニポラジン・ワカデニン・アレルオフを朝晩服用しています。
医師からは良くなってもすぐ再発するから普段から予防にプロトピックを塗る様に勧められてきました。
飲み薬についても予防の為に飲む様に言われています。
ですがこのサイトを読むとプロトピックは症状が良くなったら使用頻度を加減する様にや長期に使用は良くないようなことが書かれており不安になってしまいました。
今までもプロトピックに不安を覚え勝手に良くなると使用を中止し1週間くらい止めるとまた悪化して塗り始めるの繰り返しです。
病院には一月に一度通院していますがその旨を医師に伝えると良くなったからと言って勝手に止めたからと注意されますがこのまま症状が治まっても本当にプロトピックとプロトピックと飲み薬を使用し続ずけても構わないのでしょうか?
教えて頂けると有難いです。
宜しくお願い致します。
| サラ | 2011/08/21 12:13 PM |
「サラ」さんの質問に回答いたします。

「アトピー性皮膚炎」というのは、特に明らかな原因が思い当たらなくても、同じような部位に湿疹を繰り返してしまいます。
そのため、症状が軽快すると同時に治療を中止してしまうと、すぐに再発してしまうのです。

ですから、皮膚の症状が再燃しないことを確認しながら、徐々に塗り薬の使用量を減らしていく必要があります。
しかし、プロトピック軟膏の場合は、ステロイド外用薬で心配されているような見た目の副作用がありませんので、寛解導入療法として使用するだけでなく、症状が軽快してからも寛解維持療法として継続していくという使用方法が推奨されているのです。

つまり、皮膚炎の症状が落ち着いているのであれば徐々に使用量や使用回数を減らしていくべきなのですが、プロトピック軟膏の場合は、軽快した症状を悪化させないための寛解維持療法として週に1〜2回は外用を継続していく治療法(プロアクティブ療法)が一般的になってきています。
そして、最終的にはステロイド外用薬もプロトピック軟膏も使用せずに、皮膚炎が悪化しないような状態にしていくのが治療の目標です。

以下のブログも参考にしてください。

「プロトピック軟膏の適切な使用量」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197095
| 院長 | 2011/08/30 12:17 PM |
化粧品負けをして首と顔が炎症しもう1年くらいたつので、JANSSEN-CILAG社のプロトピック軟膏というのを通販で買おうと思うのですが、これって使っても大丈夫なんですか?使う場合、毎日朝晩2回顔と首につけたほうがいいのでしょうか?
| れん | 2011/09/01 9:43 AM |
お忙しい中 本当にありがとうございました。
先生からお返事を頂けてプロトピックを使用することへの不安が解消されました。
また何かありましたら宜しくお願い致します。
| サラ | 2011/09/06 11:10 PM |
「れん」さんの質問に回答いたします。

「プロトピック軟膏」というのは、アステラス製薬で製造され、マルホに販売委託されている薬剤です。
海外で流通している薬剤については、私は見たことがありませんので、コメントすることができません。

詳しくは、実際の症状を診察している担当医、または実際に薬剤を販売している販売元に確認されてはいかがでしょうか。
| 院長 | 2011/09/07 12:43 PM |
こんにちは!今日初めて行った皮膚科でステロイドを勧められ、今色々調べながら塗っています。

私が行った皮膚科では、先生のように、ひどいところにはステロイド、よくなってきたらプロトピックを塗って、徐々に減らしていくよう指導されました。

一方で、先生と違うのが、四肢(からだ全体)にもプロトピックを使うということです。分子量のちがいや、皮膚の厚さからプロトピックは顔や首には効果があるが四肢にはあまり効かないのかな?という情報を見ました。

私は顔はほぼ症状はなく、四肢の症状は、じゅくじゅくもなく、所々かさかさしているといった状態(全身色んなところがちょっとずつ、ずっと痒い感じ)で、ステロイドもそんなに必要ではないけど、放っとくとたまにひどくなります。プロトピックを使って薬に頼らないでよくなればいいなと、今希望を持っています。

皮膚の厚さが薬の効き目に関係してくるのであれば、私がよく痒くなるところはひじの内側や脇の周りなど、比較的皮膚は薄いところなので、効くのかな?と思っていますが、先生は四肢にプロトピックを塗ることについてどうお考えなのでしょうか?四肢にプロトピックの効果がない場合はステロイドを塗り続けるしかないのてしょうか。

また発ガン性についても不安を感じていますが、先生は使用法を正しく守れば危険性は低いとお考えなのでしょうか?
| さき | 2011/11/14 9:19 PM |
すみません、上のコメントの一行目
勧められたのは、プロトピックです。
ステロイドではありません。

今まで小さい頃からずっとステロイドを使用し、
今回初めてプロトピックに挑戦します。
よろしくお願いします。
| さき | 2011/11/16 2:18 AM |
「さき」さんの質問に回答いたします。

プロトピック軟膏は、その有効成分であるタクロリムスの分子量や経皮吸収の問題から、顔を中心に使用するというのが一般的です。
ところが、軽症のアトピー性皮膚炎などでは、腕や体にプロトピック軟膏を使用しているという患者さんもいらっしゃいます。

ですから、実際に使用してみて調子が良いようであれば、担当医と相談しながら使用を継続されてはいかがでしょうか。

また、一般的な使用方法で長期間継続した場合でも、皮膚癌を生じる原因となったというような報告は、今までに聞いたことがありません。
ですが、念のためにということで、プロトピック軟膏には使用量に制限が設けられています。
ちなみに、13歳以上のアトピー性皮膚炎の場合、1日に使用して良いとされるプロトピック軟膏の量は、10g(5gチューブで2本)までとされています。

以下のブログも参考にしてください。

「プロトピック軟膏って顔以外には効かないの?」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197218
「プロトピック軟膏の適切な使用量」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197095
| 院長 | 2011/11/20 11:24 PM |
コメント欄から失礼します。
私も数十年アトピーと付き合ってますが、怖くてプロトピックが使えていません。
私のアトピーは、赤ら顔なので主治医に勧められますが怖くて断るっちゃってます。一つ気になるのが、私は乾燥、汗より何より紫外線、太陽光に弱いんです。
すぐ湿疹も出てしまい、真っ赤に腫れ上がってしまいます。紫外線防御機能が弱いのか不明ですが…使用しても大丈夫でしょうか?
| あおあお | 2011/11/28 10:58 AM |
「あおあお」さんの質問に回答いたします。

紫外線に弱い肌質の場合は、プロトピック軟膏の使用の有無に関わらず、サンスクリーン剤(日焼け止め)を使用すべきだと思います。

プロトピック軟膏を外用している状態で紫外線の照射があると、免疫抑制効果が強まるため、湿疹の治療としては更に強力になりますが、逆に言えば副作用のリスクも上がるということになります。
例えば、単純ヘルペス(口唇ヘルペス)などの感染症を繰り返しやすい人は注意して使用する必要がある訳です。
このような場合は、実際の症状を診察している担当医とよく相談して、適切な使用を心がけるようにしてください。

以下のブログも参考にしてください。

「サンスクリーン剤(日焼け止め)」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=630144
「サンスクリーン剤(日焼け止め)の選び方」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=693625
| 院長 | 2011/12/05 10:53 PM |
「あおあお」さんの質問に回答いたします。

紫外線に弱い肌質の場合は、プロトピック軟膏の使用の有無に関わらず、サンスクリーン剤(日焼け止め)を使用すべきだと思います。

プロトピック軟膏を外用している状態で紫外線の照射があると、免疫抑制効果が強まるため、湿疹の治療としては更に強力になりますが、逆に言えば副作用のリスクも上がるということになります。
例えば、単純ヘルペス(口唇ヘルペス)などの感染症を繰り返しやすい人は注意して使用する必要がある訳です。
このような場合は、実際の症状を診察している担当医とよく相談して、適切な使用を心がけるようにしてください。

以下のブログも参考にしてください。

「サンスクリーン剤(日焼け止め)」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=630144
「サンスクリーン剤(日焼け止め)の選び方」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=693625
| 院長 | 2011/12/05 10:54 PM |
すいません、プロトピックの事について悩んでるので質問させて下さい。私は一年満たない前くらいからプロトピックを使っています。ですが、プロトピックを塗った部分は次の日少し引くのですが私の場合3.4日後ぐらいから段々湿疹が消えていく感じです。しかも塗った場合は良くなってもまた別の場所に湿疹が出てくるのです。だからまたその場所に塗ってると今度はまた別の場所に湿疹が出てきます。そしてそこも塗ってると前塗って良くなった部分からまた湿疹が出てきてまた塗っての繰り返しで今はほぼ毎日塗っています。正直私は薬を使う事に拒否感があり、極力塗りたくないのですが季節も関係あるのかどんどん悪化していく一方なので毎日塗るしかありません。しかもプロトピックは即効性がないのでまだ治りきってないのに別の場所に出てくるので困っています。今のように毎日塗るのは大丈夫なんですかね?すごく不安で仕方がないけどステロイドは怖いしどうしていいか分からないんです。どうかアドバイスいただけないでしょうか。また口唇炎にプロトピックは効くのでしょうか?長くなってすいません。
| 沙耶 | 2011/12/17 2:26 AM |
「沙耶」さんの質問に回答いたします。

ステロイド外用薬もプロトピック軟膏も皮膚の炎症を抑制しますから、口唇炎にも有効です。

アトピー性皮膚炎の治療には様々な段階がありますが、ステロイド外用薬やプロトピック軟膏の外用が最も基本的な治療であると言えます。
湿疹が全く出なくなってからであれば、徐々に塗り薬の使用を減らすことを考えられますが、湿疹が治っていないにも関わらず薬を減らすことを考えていては、いつまで経っても湿疹を繰り返すばかりです。

以下のブログも参考にしてください。

「治せ!アトピー性皮膚炎」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197325
「プロトピック軟膏の適切な使用量」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197095
| 院長 | 2011/12/20 12:59 PM |
プロトピックについて質問させてください。

アメリカ在住で、4ヶ月になる娘がアトピーらしく、関節の内側や、耳の後ろ、頭、などにアトピー症状があります。顔は特に酷く、目の下(下瞼)はただれ、口の周りはヨダレのせいでただれている状況です。

こちらの小児皮膚科に見てもらったところ、体にはトリアムシノロンアセトニド0.1%の軟膏、顔にはプロトピックタクロミムス0.03%軟膏を処方されました。

以前、日本の皮膚科の先生にアメリカの薬は日本のものに比べて強いといわれていたので、多少使うのに抵抗があり、色々調べてみましたら、トリアムシノロンアセトニドは、第4群、タクロミムスは、2歳以上と書いてありました(使用後によく読んでみると、もらった薬の注意書きにも2歳以上と書いてありました)。

娘はまだ4ヶ月です。先生には、ジュクジュクした目の周り、口の周りにも使えると言われ、プロトピックを使ってみましたが、塗った後に目をこすりだしたので、娘の手をつかんでこすらないようにしていました。(使用するとヒリヒリと痛むことはネットで読んで知りました・・・)痛かったのを無理やり我慢させてしまって反省しています。

色々な副作用もあるとネットで見て、このまま使い続けてもいいのか、心配しております。それに、目の下のただれに使うのはどうなのでしょうか?多少目にも入ってしまったと思います。

使用したのは今日が初めてで、効果があるのかはまだ分かりませんが、ステロイドの第3群に匹敵する効果とネットで見て、不安で仕方がありません。アドバイスをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
| Shinokko | 2012/01/12 4:22 PM |
「Shinokko」さんの質問に回答いたします。

症状にもよると思いますが、4ヶ月の小児の顔面にはステロイドを塗らない方が良いと思います。

また、プロトピック軟膏に関しては、0.03%の小児用が2歳から使用できるようになります。
1歳未満の乳幼児への使用については、安全性の確認が全くできていないと思われます。

なお、アトピー性皮膚炎の治療は、実際の症状に応じて行われる必要があるため、実際の症状を診察している担当医とよく相談するようにしてください。

以下のブログも参考にしてください。

「プロトピック軟膏の適切な使用量」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197095
「アトピー性皮膚炎関連のブログ一覧」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197183
| 院長 | 2012/01/20 4:11 PM |
住吉先生こんにちは。
プロトピックについて質問させてください。

いきさつは、先日肌荒れが長続きしたので病院にかかったところ、ロコイド軟膏を処方されました。
それで1週間ほどで治り、その後しばらくきれいなままだったのですが、3週間ほど経って、急に痒くなり始め2日経っても治らなかったのでもう一度同じ病院にかかったところ、プロトピック軟膏を処方されました。
(最初の通院から一週間後にまたかかり、お薬はもうやめてください、とのことでやめていました)

子供のころからのアトピー持ちで、最近は全く症状は出ていなかったのですが、アトピーがあったということは発疹等が出やすいんだろう、とのことでした。

それで、そのプロトピック軟膏についてなのですが、医師に確認するのを忘れてしまい色々ネットで検索したら、日焼け止めクリームは塗ったほうがいいとの事だったのですが、メイク(具体的にはファンデーション)は大丈夫なのでしょうか?

ロコイドを処方された時は、下地クリームやクリームファンデは×だけど、粉だけなら○、と言われていました。

ご回答、よろしくお願いします。
| たかこ | 2012/02/23 11:10 AM |
「たかこ」さんの質問に回答いたします。

化粧に関しての知識は、私よりも化粧品メーカーさんの方が詳しいかも知れませんが、分かる範囲で回答いたします。

基本的には、皮膚に刺激になるような成分が含まれていなければ、今まで使用していた化粧品で問題ないと思います。
もし、今まで使用していた化粧品がピリピリしみるようであれば、それは中止すべきです。

また、肌荒れが続いているにも関わらず、新たな化粧品を試すのは、接触皮膚炎や刺激性皮膚炎を起こす原因にもなりかねませんので、避けた方が無難でしょう。

ロコイド軟膏とプロトピック軟膏は、どちらの基剤も油脂性のワセリンであるため、どちらを使用する場合も基本的な注意点は同じと考えて問題ないと思われます。

紫外線には、皮膚の炎症を抑制する効果があります。
プロトピック軟膏は免疫抑制作用の高い外用薬であり、さらに強い紫外線照射が加わってしまうと、免疫抑制作用が強力になりすぎ、口唇ヘルペスなどの感染症を惹起してしまう恐れが考えられます。

また、発癌性という観点から、強い紫外線が当たる可能性がある部位には、プロトピックを塗らないように注意書きに記載されています。
ですから、紫外線治療を行う場合や、日焼けサロンあるいは海水浴に出かける前には、念のためプロトピックを塗らないようにしておく方が無難でしょう。

以下のブログも参考にしてください。

「プロトピック軟膏の適切な使用量」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197095
「軟膏とクリームの違い」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=166346
「サンスクリーン剤(日焼け止め)」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=630144
「サンスクリーン剤(日焼け止め)の選び方」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=693625
| 院長 | 2012/02/28 5:09 PM |
はじめまして。
いつもこちらのブログを拝見させて頂いてます。


子供の頃は肘や首になどに軽くアトピーが出る程度でしたが、成人してから顔にもアトピーが出るようになり、症状が悪化し、数年前からプロトピックを使用しています。

プロトピックを使用してからは、だいぶ症状が落ち着きましたが、副作用が心配で、症状が落ち着くとプロトピックの使用を控え、症状が酷くなると使用する、を繰り返していました。

ですが、先生のブログを拝見し、正しく使用すれば、安心して使い続けられる薬であることが理解できましたので、現在は夜だけ、ほぼ毎日使用しています。

顔の赤みや色素沈着がだいぶ落ち着いてきました。

そこで質問なのですが、プロトピックだけではフェイスラインなどが乾燥するので、市販の化粧水やクリームなどを顔全体に塗った後、プロトピックを使用してもよろしいのでしょうか?

お忙しいところ申し訳ありませんが、教えてください。
よろしくお願いいたします。
| そら | 2012/05/17 5:41 PM |
「そら」さんの質問に回答いたします。

アトピー性皮膚炎は、年齢によって湿疹の生じやすい部位の傾向が異なります。
例えば、小児では肘窩(肘の内側)や膝窩(膝の裏)に湿疹がみられやすく、成人では顔面から上半身のみに湿疹がみられやすい傾向があります。

ステロイド軟膏には保湿効果がありませんし、プロトピック軟膏だけでも十分な保湿効果は期待できません。
ですから、保湿剤(化粧水など)を併用するのが理想的であると考えます。

もちろん、浸出液が出ているような重症な湿疹や、化粧水が刺激になるような皮膚の状態であれば、無理に保湿剤を使用せず、軟膏による湿疹治療を優先すべきでしょう。
| 院長 | 2012/05/21 9:38 AM |
はじめまして。
一年以上前から、顔が部分的に痒く赤くなり、5件程の皮膚科に行きましたが原因が明らかになっていません。
脂漏性皮膚炎、酒さ、アトピーなど色々言われました。
プロトピックを使うと良くなるのですが、止めるとぶり返すので、このままプロトピックを使い続ける生活は嫌だと思い、最近大きい総合病院に行くとニゾラールを処方されました。ニゾラールは脂漏性皮膚炎に有効な薬ですよね?でもニゾラールを塗ると悪化してしまうので、私は脂漏性皮膚炎ではないという事なのでしょうか?
アトピーか脂漏性皮膚炎なのかハッキリさせる検査はあるのですか?
今はとりあえずプロトピックに戻しました。
あと、プロトピックは保湿剤の後に塗っても効果はありますか?
ちなみに私はオールインワンのジェル状の保湿剤を使っています。
| タカコ | 2012/07/08 8:14 AM |
「タカコ」さんの質問に回答いたします。

「アトピー性皮膚炎」と「脂漏性皮膚炎」は、皮膚炎という点では似ていますが、全く異なる疾患です。

「アトピー性皮膚炎」とは、アトピー素因などの背景があり、乾燥しやすい特徴的な部位に6ヵ月以上繰り返し湿疹が出現する場合に診断されます。
一方の「脂漏性皮膚炎」は、アトピー素因や乾燥肌とは関係無く、皮脂の分泌が多くベタつきやすい部位に生じる湿疹のことです。

ですから、この2つの疾患が現れやすい部位は異なります。
しかし、白か黒かというように分類すべき疾患ではありません。

全く疾患の捉え方が異なりますので、アトピー性皮膚炎の症状がある人に脂漏性皮膚炎を生じる場合も考えられます。
少なくとも、治療薬の効果によって診断されるようなことはありません。

また、化粧水や保湿剤を使用できるような状態であるならば、その後にプロトピックなどの治療薬を使用するというのが一般的だと思います。

以下のブログも参考にしてください。

「この湿疹はアトピー?」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=134454
「アトピー性皮膚炎」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=441189
「脂漏性皮膚炎」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=117348
「脂漏性皮膚炎の治療」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=698752
| 院長 | 2012/07/13 4:17 AM |
住吉先生こんにちわ。

最近アトピーの調子が悪く、でも薬(ステロイド、プロトピック)は使いたくないと思いながらどんどん悪化している中、先生のブログを見つけ、先生自体がプロトピックをご使用、しかも毎日何年間も、と言うのを読ませていただき、やはりアトピーは不治の病なので、無理せず薬をうまく利用して行こうと決めました。

そこで質問なのですが、プロトピックの使用後は太陽にあたってはいけないとの事ですが、それは塗ったあと何時間経てば心配いら無いでしょうか?私は昼間外に出ることが多いため、夜早めに塗っております。その場合も次の日の外出は控えたほうがいいのでしょうか?

何卒教えていただきたく、よろしくお願いいたします。
| ゆかり | 2012/08/15 8:51 PM |
「ゆかり」さんの質問に回答いたします。

「アトピー性皮膚炎」は、決して「不治の病」ではないと思います。
アトピー性皮膚炎が「不治の病」であるならば、花粉症や高血圧、怪我や骨折など、ほとんど全ての疾患が「不治の病」になってしまいます。
いずれの疾患も、予防や治療薬の服用によって悪化を抑制していたり、傷痕を残しながら修復されていたりする訳であり、決して発症前の状態に戻っている訳ではありません。

ところで、プロトピック軟膏は、外用後に太陽に当たってはいけないということはありません。
むしろ、塗った後に紫外線に当たった方が効き目が強くなるので、そのような使い方をしている方もいらっしゃると思います。
ただし、プロトピック軟膏は免疫抑制作用の強い薬剤ですので、さらに紫外線による免疫抑制作用が重なると、ヘルペスなどの感染症を引きおこす誘因になる可能性があります。
また、製品の開発段階で懸念された発癌の可能性についても考慮する必要があるため、海水浴や日焼けサロンに行く直前にはプロトピック軟膏の使用を控えた方が無難であると考えます。

以下のブログも参考にしてください。

「アトピー性皮膚炎は治る疾患?」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197371
「アトピー性皮膚炎って一生治らないの?」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=246240
「アトピー性皮膚炎は何歳で治るの?」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=940980
「プロトピック軟膏の適切な使用量」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197095
| 院長 | 2012/08/25 12:02 AM |
住吉先生へ
初めまして。3ヶ月ほど前から自家感作性皮膚炎をこじらせており
首〜顔の痒み、赤み、ごわごわに悩んでいる者です。
かかりつけの皮膚科でキンダーベートなど処方され塗ってきましたが
塗っていない場所へ症状が移動するだけで快癒せず、
最近になってプロトピックを処方されました。
塗った後の肌の反応に大変不安になりました。
ですが、ネット検索で出会った住吉先生のブログをじっくり拝見し、
勇気を戴いて塗り続けました。
この数日、ここ3ヶ月で一番綺麗な肌に戻って来ています。
この後も、週に数回は塗って行こうと思います。
(来週かかりつけの診療があるので、相談しながらと考えています。
ただ、ちょっと怖い先生で、あまり患者の話は聞かない主義の方です)

もし住吉先生ブログの丁寧な解説や、多くのコメントへのお言葉を読まなかったら、私はおそらく塗るのを止めてしまっていました。
本当にありがとうございます。先生に助けられた者がいるという事を
心からの感謝とともにお伝えしたく、書かせて戴きました。

暑さ続く折、どうぞご自愛下さいませ。
| omusubi-kororin | 2014/08/20 3:50 PM |
「omusubi-kororin」さん、コメントありがとうございます。

プロトピック軟膏は、ステロイド外用薬と並んで、現在のアトピー性皮膚炎治療の中心となっている薬剤です。
それぞれの薬剤の作用(利点)と副作用(欠点)をよく理解し、効率良い治療が行われることを願っています。

今後も、湿疹の再燃が無いよう、しっかりと皮膚のケアを続けるようにしてください。

以下のブログも参考にしてください。

「プロトピック軟膏によるアトピーの寛解維持療法」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197454
| 院長 | 2014/08/22 1:38 PM |
本日(2014年8月22日)にて、当ページ「プロトピック軟膏の使い方」のコメント受付を締め切らせていただきます。

7年近くにわたって多数のコメントをいただき、誠にありがとうございました。
| 院長 | 2014/08/22 1:39 PM |
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