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アトピー性皮膚炎はなぜ「かゆい」のか?


痒みのメカニズムを解明する研究は、ここ数年で大きく進歩しました。
以前は、「痒み」とは「痛みの弱いもの」と考えられていましたが、現在では非常に複雑な経路痒みが皮膚から脳へと伝わっていることが分かってきました。

特に「アトピー性皮膚炎」では、痒みを感じる神経線維が角層のすぐ下まで侵入しているため、通常では「痒い」とは感じられないような軽微な刺激に対しても「痒い!」と感じてしまいます。
また、健康な人であれば「くすぐったい」「痛い」「熱い」などと感じるような刺激に対しても、アトピー性皮膚炎では「痒い!」と感じてしまうことがあります。
つまり、アトピー性皮膚炎では「痒み過敏状態」になっているため、「痒い掻く悪化する痒い・・・」という悪循環につながってしまうのです。

しかし、このような「痒み過敏状態」も、積極的に治療を行えば痒みを感じにくい状態に改善できるということが分かってきました。
ですから、「痒いけど我慢をする」などの努力をしてストレスを溜めるのではなく、「積極的に正しい治療を行う」ことがアトピー性皮膚炎治療には大切なのだと思います。

今年、「アトピー性皮膚炎における痒みのメカニズム」についての研究にも力を入れておられた、順天堂浦安病院の高森教授がご退任されました。
上の写真は、先週末にホテル・ミラコスタで行われた「高森教授退任記念パーティー」でのスナップです。
| 院長ブログ | 23:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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