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カンジダ性間擦疹

カンジダ性間擦疹(カンジダせい かんさつしん)」とは、腋窩(わきの下)や乳房下部股部などの間擦部(こすれる部位)に生じる皮膚のカンジダ感染症です。
境界がはっきりとした紅斑として出現しますが、辺縁がカサカサになったり、びらんになる場合もあります。

夏期に多く、肥満気味の人や多汗症の人に生じやすい症状です。
糖尿病免疫不全などの病気があるとカンジダ感染症を発生しやすく、汗をかいて不潔にしていると悪化してしまいます。

病変部を清潔に保ち乾燥させることができれば、それだけでも症状はかなり良くなります。
抗真菌剤の外用によって比較的簡単に治る症状ですが、再発することもあります。
特に汗をかきやすい時期には再発を繰り返しやすいため、皮膚を清潔に保つように気をつけましょう。
| 肌のあれこれ | 20:00 | comments(10) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
ずいぶん以前の記事に対してのコメント(質問)で申し訳ございません。もしできましたら、教えてください。

カンジダ性間擦疹は、同じタオルを使ったりすることで他人に感染したりしますか?

また、公衆浴場とかサウナなどで、カンジダ皮膚炎の人が座った後に座ったり、また、湯船の中で、感染することはありますか?

お忙しいところ、申し訳ございません。どうぞよろしくお願い致します。
| 和田 | 2009/07/14 9:04 PM |
「和田」さんの質問に回答いたします。

カンジダ菌は、水虫の原因菌である白癬菌などと同様に真菌(カビ)の一種です。
皮膚に付着しても、24時間以内に洗えば流れ落ちると言われています。

そもそも、カンジダ菌は腸内に常在している菌であり、乾燥に対して非常に弱い菌です。
皮膚に感染したとしても、乾燥して清潔な状態を保っていれば自然に治ると思います。
| 副院長 | 2009/07/17 11:48 AM |
副院長先生、お忙しいところ、どうもありがとうございました! よくわかり、安心いたしました。
感謝いたします。
| 和田 | 2009/07/17 8:05 PM |
この記事を読ませていただきましたが、境界がはっきりとした紅斑として出現する、痒みを伴うといった点で自身の症状と似ていました。
私が気になっているのは股間部のもので範囲が肛門付近から性器の根元にまで広がっております。
カンジダ性間擦疹かは分かりませんが医師の適切な判断と早急な治療が必要なのでしょうか?
お忙しいところ申し訳ありませんが教えていただけないでしょうか?
| まさひろ | 2010/08/18 9:34 PM |
「まさひろ」さんの質問に回答いたします。

股部に生じる真菌感染症としては、白癬菌の感染による「股部白癬」が一般的です。
もちろん、股部にカンジダの感染を生じる場合もありますが、乾燥と清潔を心がけていれば、徐々に症状は改善していくと思われます。
症状が改善しない場合には、皮膚科専門医などの医療機関を受診するようにしてください。

以下のブログも参考にしてください。

「体部白癬(たむし)」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=203233
| 副院長 | 2010/08/31 4:01 PM |
副院長先生、こんばんは。

手足以外でも水虫になってしまうのですね。
勉強になります。
症状が長く続いているので一度皮膚科専門医などの医療機関を受診してみようと思います。
お忙しい中回答してくださりありがとうございました。
| まさひろ | 2010/10/09 2:34 AM |
副院長先生、はじめまして。

車椅子生活の母(84歳)の両足内腿の付根辺りから股(陰部)にかけて、くっきりと赤紫色になってます。痒みはそれ程でもないようですが、皮膚が密着してる部分を広げると白いジクジクしたものが付着してます。

入居してる介護施設では「チンクカーボワックス」という塗薬を使用してるようですが良くなってるとは思えません。

諸々の状況から「皮膚カンジダ間擦疹」かと思われるので、外用の抗真菌薬(ルリコンクリーム等)を使用してみたいのですが、医師の診断なしでは危険でしょうか?
又もし「皮膚カンジダ」ではなかった場合、この薬によって更に悪化する事もあるでしょうか?

ちなみに今は、チンクカーボワックスの他に

・ノンアルコールのウェットティッシュで患部を拭く
・オムツをやめてトランクス型のパンツにナプキンを付ける
・寝る時は足に抱き枕を挟む

等の対策をしております。

お返事頂けますでしょうか。どうぞ宜しくお願い致します。


| マロ | 2012/10/08 3:08 PM |
「マロ」さんの質問に回答いたします。

車椅子生活の高齢者であれば、確かに股部白癬やカンジダ症といった真菌感染症である可能性が考えられます。
しかし、このブログ上で診察を行うことはできませんし、顕微鏡検査による診断を行うこともできません。

カンジダの感染であれば、清潔や乾燥を心がけるだけで症状は改善するはずです。
一方、白癬菌の感染であれば、抗真菌薬による治療が必要になってくるでしょう。

近年では、OTC医薬品として多数の抗真菌薬がドラッグストアなどで販売されています。
市販されている抗真菌薬には、麻酔薬などの薬剤が複数混合されている場合が多いため、様々な薬品に対して接触皮膚炎(かぶれ)を生じる可能性がありますので、購入の際は薬剤師とよく相談するようにしてください。

以下のブログも参考にしてください。

「顕微鏡検査って何が見えるの?」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=353771
「股部白癬」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197184
「接触皮膚炎(かぶれ)」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197253
| 院長 | 2012/10/14 7:50 AM |
院長先生、お忙しい中、お返事ありがとうございました。
先生のアドバイスとブログを参考にさせて頂きたいと思います。
| マロ | 2012/10/14 10:26 PM |
本日(2012年10月15日)にて、当ページ「カンジダ性間擦疹」のコメント受付を締め切らせていただきます。

5年余りにわたって多数のコメントをいただき、誠にありがとうございました。
| 院長 | 2012/10/15 11:13 PM |
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