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皮膚生検

皮膚の病気は、診察しただけで診断が可能なものが多いのですが、その一方で、病理学的な検査を行わないと確定診断に至らない疾患も多数あります。

皮膚生検(ひふ せいけん)」とは、皮膚病変の一部を切り取って標本を作製し、病理学的に診断するための検査です。


大きな皮膚病変の生検を行う場合には、その一部を切除しますが、上の写真のような小さな病変であれば全切除を行います。

検査する部位が決まったら、まず麻酔の注射をします。
この注射は痛いですが、処置中の痛みを取り除く目的と、余分な出血を防ぐ意味で必要なものなのです。
ですから、この注射だけは我慢してください。
麻酔の注射が終われば、触っている感覚だけ残りますが、その後の痛みはありません。

切除後はナイロン糸で縫合する場合もありますが、数mm以下の小さな傷であれば、縫わずに傷のまま経過をみることが多いです。

上の写真は皮膚生検を行って1週間後ですが、ほぼ傷は閉じてきています。
さらに2〜3週間経つと、ほとんど目立たなくなります。
しかし、皮膚生検を行った部位には多少の瘢痕が残る可能性もあります。
特にケロイド体質などがある場合には、担当医にしっかり伝えるようにしましょう。
| 院長ブログ | 19:50 | comments(27) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
今もこの記事を書かれた時とかわらず皮膚生検の麻酔注射は痛いのですか?
| コモン | 2010/02/14 11:23 PM |
「コモン」さんの質問に回答いたします。

もちろん、皮膚に針を刺す訳ですから痛いです。
歯科の治療で行われている麻酔の注射と同じです。

小児の場合などでは、注射の前に麻酔のテープを使用する場合があります。
しかし、本来は太い注射針を長時間留置する場合に用いるテープですから、そのようなサービスを考慮してもらえるかどうか、実際に検査を受ける医療機関で相談する必要があります。
一般には、麻酔の注射をするための麻酔というのは、あまり行われていないでしょう。
| 副院長 | 2010/02/17 12:16 PM |
お忙しい中ありがとうございます。
「人が我慢できる限界の痛みだ」とか聞くのでどのくらいの痛みなのかと思っていたものですから…でも歯医者の麻酔と同じぐらいなら大げさに情報が伝わってるみたいですね。
| コモン | 2010/02/17 10:38 PM |
再び「コモン」さんのコメントに回答いたします。

皮膚で行う麻酔の注射は、歯科で行っている麻酔の注射と同じ方法ですが、痛みの程度が全く同じという訳ではありません。

まず、皮膚の麻酔に用いられる注射針は、歯科の麻酔に用いられる注射針よりも太い可能性があります。
また、部位によって痛みの感じ方が異なります。
例えば、お尻に針を刺しても強い痛みは感じにくいと思いますが、指先に針を刺すのは非常に痛いです。
| 副院長 | 2010/02/19 4:37 PM |
返答ありがとうございます。
指先や足の裏、爪に出来たホクロを取るときは麻酔の麻酔はやってもらえますか?
| コモン | 2010/02/26 9:01 PM |
再び「コモン」さんの質問に回答いたします。

手術や皮膚生検を行う場合は、診察を行った医師から説明があり、同意書などの書類の手続きがあるはずです。

ですから、麻酔の方法については、実際に診察を担当した医師とよく相談するようにしてください。
通常は、麻酔の注射をするための麻酔というのは行われません。
| 副院長 | 2010/03/03 11:54 AM |
連絡ありがとうございます。
もし皮膚生検する時は先生の所でやると思います。
よろしくお願いします。
その際は痛がりなのでなるべく痛くない方法でお願いします。
| コモン | 2010/03/03 10:44 PM |
皮膚生検で使われる麻酔の針は何ゲージを使われていますか?
21〜26ゲージと聞いたのですが…
| 小森 | 2010/08/23 12:38 AM |
「小森」さんの質問に回答いたします。

現在、当クリニックで局所麻酔を行う際に使用しているのは27ゲージの針です。

以前は26ゲージの針を使用していましたが、今年から更に細い27ゲージに変更しました。
ちなみに、採血を行う際には太い21〜23ゲージの針を使用しています。
| 副院長 | 2010/09/03 11:43 AM |
連絡ありがとうございます。
27ゲージだと最近歯科の電動麻酔で使われているのと同じぐらいですよね。
痛みは人や部位によって感じ方はまちまちとは思いますが26と27ゲージで違うのですか?
| 小森 | 2010/09/04 2:49 AM |
もう一件解答お願いします。
インシュリンの注射針で32ゲージというのがあると思いますがこれを麻酔で使用する事はできるのですか?
形成外科で30ゲージを使う所があると聞いたことはあるのですが30ゲージぐらいだと細すぎて固い皮膚に刺すとくねってしまうと聞きました。
やはり27ゲージが伝達麻酔では限界の細さなのですかね。
| 小森 | 2010/09/04 3:12 AM |
ここで紹介されている写真の色素母斑は普通のように見えるのですが視診において異常があるのですか?
このような普通に体を探せば見付かりそうな色素母斑が皮膚科専門の視診で異常があるのであれば生活をしていてすごく自分の色素母斑が心配になるのですが…
| メル | 2010/09/12 12:38 AM |
再び「小森」さんの質問に回答いたします。

私は、25ゲージの針も27ゲージの針も、特に大きな違いを感じて使用したことはありません。
昨年まで使用していた針が26ゲージだったのですが、納入先での取り扱いが無くなってしまったため、他のメーカーに変更した結果、たまたま27ゲージになっただけです。

局所麻酔は、処置中の痛みを軽減する目的と、処置中の出血を防ぐ目的で使用しています。
23ゲージ以上の太い針では出血しやすいため、局所麻酔の際には25ゲージ以下の針を使用するようにしています。

また、局所麻酔を行う際の痛みというのは、ほとんどが麻酔薬を注入する時の痛みだと思います。
ですから、何ゲージの針を用いても痛みに大きな違いは無いと思います。

なお、27ゲージよりも細い注射針というのは、使用経験がありませんのでコメントできません。
| 副院長 | 2010/09/13 11:15 AM |
「メル」さんの質問に回答いたします。

皮膚生検のブログを書く際に、何か写真があった方が良いと思い、自分のホクロを撮影することにしました。

私は右利きですから、左腕の内側にあった2mm程度のホクロを見つけ、麻酔の注射をして切除しました。
小さな傷ですので、縫合せずに(そもそも右手だけでは縫合できませんが)自然に傷が閉じるのを待ち、1週間後に再び写真を撮りました。

もっと綺麗で分かりやすい写真を載せたかったのですが、齢のせいか思ったほど早く綺麗には治りませんでしたね。
| 副院長 | 2010/09/17 4:31 PM |
副医院長先生返答ありがとうございます。
ご自分のでしたか!!
先生すごいですね!
自分自身に麻酔や注射をするのはものすごい勇気がいると以前知り合いのお医者様に聞いたことがあります。
痛かったですか?
| メル | 2010/09/17 4:44 PM |
再び「メル」さんのコメントに回答いたします。

痛いと分かっていながら、自分自身で注射を行い注射液を注入するのは、想像以上に痛いです。
やはり、注射は他人にやってもらった方が楽だと思います。
その方が、痛みに神経を集中しなくて済みますから。
| 副院長 | 2010/09/27 10:44 AM |
昨日、足首の血豆が気になり、軽い気持ちで専門家に見てもらおうと皮膚科に行きました。
この血豆は25年ものお付き合いですが特に痛みもなかったのでほっておいてましたが、最近うずき出したので、
病院に行くほどでもない痛みでしたが、
行ってみました。

組織を取ってみないとわからないとのことで
1センチ大の血豆、2か所取りました。

痛かったです。

注射でちゅ〜〜っと吸うのかと思ったら、
ぐりっとえぐり取られた感じです。

これで原因がわかるんだと思って我慢しました。
圧迫止血でガーゼと包帯で処置しました。

会計の後、処方箋薬局でズキズキとするどい痛みが出てきたので薬局のお兄さんに麻酔って30分ほどで切れるものですか?と尋ねると、わからないみたいなので、
病院に戻ろうかと迷った挙句、
患部を見たら、包帯に血が染み出ていて、
ガーゼをあげて覗いてみたら、湧水のように血が噴き出しているので皮膚科に直行!
2か所のうち1か所1針縫っていただきました。

これで安心!

と、帰りに先生に言われた消毒液を買いに行ったら、
またズキズキ・・・・。見たら、また包帯から血がにじみ出ていて。。。。。
今度は迷わず車をUターン。
でも、包帯の種類を変えただけで、止まりかけていますよと言われたので、大げさだったかな、悪かったかな、と反省。

帰宅して外出せずに安静にしていたものの、
ガーゼも包帯も浸ってて、血がポタポタ垂れてきたので、
慌てて病院に直行!!3回目だし先生に悪いと思って、ズボンで隠して行きました。
そしてもう一か所もひと針縫っていただきました。

こうして1日がつぶれましたが、縫ってもらってよかったです。縫ってるにもかかわらず、今日昼間にも血がにじみ出てたので・・・・。

これは処置ミスですか?
人間ドックの血液検査では異常がないのでとくに血が固まりにくいわけではないと思うのですが。素朴な疑問なのですが、教えていただけると助かります。

あと、
皮膚組織ではなく、血管の一部だったのではと思い、私が行く科を間違えたのではと思ったのですが、どうでしょうか。

今まで何でもなかったのに行かなくてもよかったのかな。


| 岡山の白桃は最高においしいです | 2011/02/17 3:43 PM |
「岡山の白桃は最高においしいです」さんの質問に回答いたします。

まず初めに、このブログ上では診察をすることができないという点をご理解ください。

「この血豆は25年ものお付き合い・・・」という記載から、単純性血管腫などの血管系の良性腫瘍が生じているであろうということが想像されます。
通常の診察で診断ができない場合、あるいは診断を確定したい場合には、皮膚生検を行うことになると思います。

血管系の腫瘍であれば、当然ながら生検時(生検後)に大量出血を起こす可能性を考慮しておくべきです。
「・・・血が噴き出して」という表現から推測すると、小動脈を損傷してしまったか、あるいは動静脈血管腫のような動脈成分を有する腫瘍を生検した可能性が考えられます。

もちろん、実際の症状を診ていない私には、「これは処置ミスですか?」という質問に答えることはできませんし、そもそも他の医療機関で行われている医療行為を批評するつもりもありません。

ちなみに、皮膚の血管腫と思われる症状で受診した訳ですから、通常は皮膚科で問題なかったと思われます。

以下のブログも参考にしてください。

「単純性血管腫」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=888666
「被角血管腫」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=498748
「血管拡張性肉芽腫」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1186958
| 院長 | 2011/02/20 10:27 PM |
詳しい回答ありがとうございました。
おっしゃる通り
良性の血管腫ということでした。
ただ、痛みの状態から切除した方がいいといわれました。


手術するときにはお願いしようと思います。


| 岡山の白桃は最高においしいです | 2011/03/08 3:45 PM |
イボの治療であまりにも長期にわたっていたので、東京女子医科大学八千代医療センターで、皮膚生検をしてきました。顔面なのですが、一週間後に近くの外科でもいいから抜糸といわれました。顔面は5日ぐらいで、抜糸でもいいとネットでみたのですが、いかがでしょうか?抜糸まではマキロンと絆創膏でいいといわれたのですが、あまりにも簡単に言われてしまい、不安です。顔面の抜糸は形成外科の方がいいのでしょうか?よろしくお願いします。
| そら | 2012/03/02 5:35 PM |
「そら」さんの質問に回答いたします。

顔面の場合、傷の治りが早いため、5〜6日くらいで抜糸を行いうのが一般的だと思われます。
抜糸は、鑷子(ピンセット)と剪刀(ハサミ)があれば可能ですので、必ずしも皮膚科や形成外科でなくても大丈夫です。

私の個人的な意見としては、生検などの処置を行った医療機関で責任を持って抜糸や結果説明を行うべきであると考えます。
ですが、本人の希望などがあれば、通院しやすい近くのクリニックなどで抜糸を行うように相談してみるのも悪くないと思います。

以下のブログも参考にしてください。

「抜糸の時期」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=771466
| 院長 | 2012/03/05 4:27 PM |
はじめまして。半年前に気が付いたら鼻に出来ていた腫れ物の件で調べていて、貴ブログにたどり着いた者です。

近所の皮膚科から紹介された大学病院で生検を受け、皮膚リンパ腫と診断されたのですが、検査後に保護目的で常時はりつづけるように言われたマイクロポアテープにかぶれて、患部が赤くただれてしまいました。
また、真皮の縫合糸が溶けずに、飛び出してきました。

子供の受診で出掛けた近所の皮膚科で(大学病院に行く前に受診した医院)ついでに相談すると、テープかぶれと、真皮の糸のために患部の炎症が悪化していると言われ、抜糸しました。
しかし10日後の今、また糸が出てきています。
近所の皮膚科ではマイクロポアテープをやめて、サトウザルベを塗るように言われ、かぶれは最悪期を脱しました。

しかしながら、昨日一ヶ月ぶりに予約していた大学病院に行きましたところ、生検前より患部が大きくなっており、また炎症が収まっていないからと、再度経過観察となり、一ヶ月後の予約日に、場合によっては再度検査の可能性を探ると言われました。

服薬も塗り薬もなく、基本放置ですが、私としては、生検で悪性ではないと分かったものの、かぶれるわ、患部は肥大するわと、症状自体は検査後にこじれてしまったのではないかと感じています。

そのうえで、再度生検を受けるとしたら、また回復から遠退くだけではないかと思い始めました。
患部は9mm×14mmと、受診当初の9mm×10mmより大きくなり、この規模になると切除すると鼻の形も変わるため、手術はすすめないとも言われました。

正直、触れば触るほど、悪くなっているように感じ、しかしながらドクターショッピングに抵抗もあります。
体質かもしれませんが、行き詰まりを感じるのですが、このような経過は一般的な範囲でありうるのでしょうか?
先生のご見解をお聞かせください。
また、セカンドオピニオン的に他の病院にかかるべきものか、専門医からのご意見も伺えるとうれしいです。

よろしくお願いいたします。
| cocue-cocue | 2013/05/16 2:20 AM |
「cocue-cocue」さんの質問に回答いたします。

マイクロポアは伸び縮みが無いため、一般にはカブレにくいテープです。
それでもカブレてしまったのであれば、今後はテープの固定をしない方が良いでしょう。

通常、真皮の縫合に溶ける糸を使うことはありません。
そもそも、顔面の傷の縫合に真皮縫合は行わないのが一般的だと思います。

大学病院を受診しているのであれば、皮膚科専門医の診察を受けているはずです。
実際の症状を診察をしていない医師のコメントを参考にするより、実際の症状や経過を診察している皮膚科専門医から詳しい説明を受け、今後の治療についてよく相談されてはいかがでしょうか。

以下のブログも参考にしてください。

「皮膚リンパ球腫」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=273525
| 院長 | 2013/05/17 11:16 AM |
先日は先生からコメントを頂戴し、ありがとうございました。丁寧にアドバイスをいただき、うれしかったです。

その後の経過を、ご報告させていただきます。

まずは顔面でありながら、真皮は縫合されていたことは、大学病院でも確認しました。
そのうえで、思うところがあり、都内の漢方薬局の扉を叩き、皮膚リンパ球腫を含めて体調のあれこれを相談し、処方薬を購入しました。

結果、目に見えて炎症の赤みが消え、腫れていた部分が平らになってきたのです。

先月の大学病院の診察でも、担当の先生が驚かれるほど、急速に改善がみられました。

まだ完治はしていませんが、「これだけ大きくなると、切除すると鼻の形も変わるから、やめたほうがいい」と言われたことを思うと、1ヶ月で進展したのはあきらかでした。

このまま漢方薬を続けていこうと思います。
(大学病院は経過観察で一ヶ月後に再診です)

再検査もまぬがれ、かつ、快方に向かったことをうれしく想いつつ、迷っていた際の先生のblogおよびコメントに励まされたことに、心より御礼申し上げます。
| cocue-cocue | 2013/07/05 12:18 AM |
「cocue-cocue」さんのコメントに回答いたします。

まずは、症状が軽快してきて良かったですね。

誤解が無いようにコメントを追加しておきます。
顔面の傷に対して、真皮縫合を行うのが間違っているという訳ではありません。
傷口が広がらないように、綺麗な傷にするためには必要であり、丁寧な処置であったと言えます。
しかし、顔面の皮膚生検であれば、病変の一部を3mm程度切り取るような検査ですので、縫合は行わないか、行っても真皮縫合までは行わないことが多いと思われます。

このまま、症状が軽快していくことを願っています。
| 院長 | 2013/07/05 11:45 AM |
ブログ読ませていただきました。
私の父も先日大学病院で組織の検査もして汗孔角化症と診断されました。
今は飲み薬と塗り薬を処方され定期的に受診をするように言われました。
体が温まると痒みが強くなり顔以外の全身に広まっています。
どこを受診しても治療法に大きな差はないのでしょうか
癌化する可能性があるというのが心配です
| aiai | 2014/04/30 8:40 PM |
「aiai」さんの質問に回答いたします。

当院は個人の診療所ですから、国内のあらゆる医療機関で行われている治療について把握している訳ではありません。
少なくとも、大学病院で行われているような、高度な医療技術は持ち合わせておりません。

「全身に・・・」という記載から、限局型の汗孔角化症ではないようですので、外科的切除は困難であると推測されます。

すでに大学病院を受診されているのであれば、セカンドオピニオンとして他の医療機関を受診するように担当医と相談されてはいかがでしょうか。

以下のブログも参考にしてください。

「汗孔角化症」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=268064
| 院長 | 2014/05/03 2:15 AM |
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