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ページェット病(パジェット病)

ページェット病」とは、主に外陰部に生じる皮膚癌の一種であり、高齢男性に多く見られます。
外陰部が赤くなってかゆみを生じたり、時に白く脱色することもあります。
そのため、初期には湿疹と間違われることが多いのです。
ですから、外陰部の湿疹がなかなか治らず徐々に拡大してきたという場合には、ページェット病を疑う必要があります。

ページェット病は、アポクリン腺と呼ばれる外陰部に多い汗腺から発生すると考えられており、上皮内癌に分類されています。
つまり、皮膚の表面だけに留まっている場合が多いため、悪性度はそれほど高くないのです。
しかし、放置してしまうと徐々に皮膚を破壊し、リンパ節から全身に転移を起こす「ページェット癌」という状態に進行してしまうため、早期に十分な範囲の外科的切除を行う必要があります。

診断のためには、病変部の皮膚生検を行い、病理組織検査にて確認する必要があります。
外陰部に気になる症状が続いている場合には、恥ずかしがらずに皮膚科専門医を受診してみてください。
| 肌のあれこれ | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
気になる事がありまして質問させて頂きます。
ページェット病がお腹のウエストラインなどに出来る事はあるのでしょうか?
太っていてウエストラインにすごく汗をかくもので気になりました。
| もも | 2011/08/03 12:33 AM |
「もも」さんの質問に回答いたします。

「ページェット病(Paget病)」というのは、アポクリン腺から生じる上皮内癌です。
アポクリン腺というのは、外陰部などにある汗腺であるため、ページェット病は主に外陰部に生じます。

他にも、腋の下と乳首にはアポクリン腺がありますが、胸に生じた場合には乳癌として外科などで治療が行われています。

なお、腹部にはアポクリン腺が無いため、ページェット病が発症することはありません。
| 院長 | 2011/08/09 4:51 PM |
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