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疥癬

疥癬(かいせん)」とは、疥癬虫ヒゼンダニ)による感染症です。
寝具や衣類を介して感染することが多く、家族内発生や養護施設などでの集団発生もあります。

皮膚の軟らかい外陰部脇の下などに赤いブツブツがたくさん生じ、初期には湿疹と間違われることもあります。
顔や頭を除いたほぼ全身に激しいかゆみを伴い、特に夜間の猛烈なかゆみが特徴です。

ヒゼンダニのメスは体長0.4mm、オスは体長0.2mm以下です。
メスは指の間などの皮膚の角質層に侵入し、卵を産み続けます。
卵は3〜4日で孵化し、2週間ほどで成虫へと成長します。

今までの治療は、クロタミトンオイラックス軟膏)などの塗り薬などが主流でしたが、全身に塗り残し無く治療薬を外用するのは大変な作業でした。
ところが、平成18年8月21日からイベルメクチンストロメクトール)という駆虫薬が国内でも疥癬の治療薬として保険適用になり、疥癬の治療法が大きく変わりました。

非常にかゆみが激しいため、抗ヒスタミン薬などのかゆみ止めの飲み薬も必要になりますが、
ヒゼンダニが完全に駆除できた後も、後遺症のようにしばらくかゆみが残ることがあります。
| 肌のあれこれ | 21:00 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
病棟で看護師をしているものです。
疥癬患者に対する対応について質問させてください。

ストロメクトールを内服した患者に対し、毎日のシャワー、更衣、シーツ交換は必要なのでしょうか。

施設で勤務していた時に疥癬患者がでたときには、内服薬がなかったので、とても大変でした。

今は内服薬があり、毎日していたシャワー、更衣、シーツ交換はしていません。

内服しても、それらの行為はしたほうがよいのでしょうか。




| honda | 2010/05/09 7:32 AM |
「honda」さんの質問に回答いたします。

病院内での感染予防については、その病院で定められた規定に基づいた対応が行われるべきであると思います。

疥癬が確認された場合でも退院しなくて良いという病院であるならば、その病院の感染対策室あるいは感染対策委員などが適切な対応を指示するものと思われます。
| 副院長 | 2010/05/15 10:48 PM |
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