2006.12.21 Thursday
猫ひっかき病
ネコに引っ掻かれたり、咬まれたりした傷から細菌感染を起こして発症する病気です。
1〜2週間の潜伏期間の後、傷があった部位が赤くなります。
さらに2〜3週間後から徐々にリンパ節が腫れたり、発熱や頭痛などの症状に発展します。
原因となる細菌はネコノミの糞の中に存在し、毛づくろいなどによってネコの口や爪に移動します。
ネコが引っ掻いたり咬んだりすると、その細菌が人に感染すると考えられています。
子供に多い病気ですが、通常は2〜3ヵ月の経過で自然に治ります。
ネコに咬まれた時はよく洗浄し、傷口を清潔に保つようにしましょう。
症状が良くならない場合は、抗生物質の飲み薬で治療する必要があります。