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脂漏性角化症(老人性疣贅)

脂漏性角化症(しろうせい かくかしょう)」とは、別名「老人性疣贅(ろうじんせい ゆうぜい)」とも言われ、皮膚の老化に伴うイボのことです。

皮膚の老化」と聞くと高齢者の病気のように思われるかも知れませんが、20歳を過ぎると肌の老化は少しずつ進んでいるのです。
ですから、早い人では20歳代から脂漏性角化症ができ始めることもあります。
中年以降になると誰でもでき始め、加齢とともに増えてしまいます。

主ににできることが多く、背中や胸にもできます。
5mm〜2cmくらいの大きさのものが多く、表面はザラザラしている様に見えます。
やや黒っぽいものから、ほとんど色の付いていないものまで様々です。

通常は見た目だけで脂漏性角化症と診断することができます。
悪性のできものにはなりませんので、急いで治療する必要はありません。
しかし、そのままにしておくと徐々に大きく盛り上がってくるので、目立つ所は早めに治療するようにしましょう。

治療には、最も簡単で確実な冷凍凝固法を用いることがほとんどです。
麻酔などの準備は必要なく、すぐに治療が受けられます。
冷凍凝固法を行ってから1週間くらい経つと、黒い痂皮(かさぶた)になって少しずつ剥がれて取れてきます。
この時、無理に剥がすと傷が残りやすくなるので、痂皮が自然に剥がれるまで触らないようにしましょう。
| 肌のあれこれ | 09:00 | comments(6) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
私は28歳なのですが脂漏性角化症が顔や手の甲、腕に沢山
出来ています。
20代でもこんなに沢山できる事はあるのでしょうか?
ホクロと似ているのですが見分け方はあるのですか?

| トトロ | 2010/08/11 1:55 PM |
「トトロ」さんの質問に回答いたします。

ブログ本文中にも記載した通り、20歳を過ぎると徐々に脂漏性角化症を生じるようになると思います。

見た目の特徴についてもブログ本文中にも記載した通り、5mm〜2cmくらいの大きさで、表面がザラザラとしたイボのように見えることが多いでしょう。
やや黒っぽい色がついている場合もあります。
中には、色調や形状などがホクロ(色素性母斑)と区別しにくいものもあるでしょう。

なお、急激に脂漏性角化症が多発した場合には「レーザー・トレラ徴候」といって、内蔵の悪性腫瘍が進行している場合があります。
心配な症状であれば、早めに医療機関を受診するようにしてください。

以下のブログも参考にしてください。

「皮膚の異変で重大な病を発見!」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=856027
| 副院長 | 2010/08/24 5:49 PM |
背中に1.5冂のイボができ、数年前に脂漏性角化症と診断されましたが、最近、このイボの半分が、かさぶたのように剥がれ落ちてきています。脂漏性角化症の場合、剥がれ落ちたりするのでしょうか?教えてください。
| モモ | 2014/08/07 3:21 PM |
「モモ」さんの質問に回答いたします。

脂漏性角化症というのは、加齢に伴って生じ、皮膚の角質が堆積したような病変です。
通常は自然に脱落することは考えにくいのですが、何らかの刺激によってカサブタ(痂皮)になっていれば、剥がれ落ちる可能性があります。
本文中に記載した、冷凍凝固法(液体窒素療法)も、この原理を利用している治療法なのです。
| 院長 | 2014/08/08 6:21 PM |
先生のコメントを読みとても理解しやすかったです。数年前から頬あたりに黒いホクロがあり気になってケスミンというのを塗りました。色が薄茶色になり目立たなくなりましたが、時々痒くなります、大きさは変わりません、癌の心配もしてしまいますがどうでしょうか?6,7年にはなります
| たんぽぽ | 2014/08/31 6:50 AM |
「たんぽぽ」さんのコメントに回答いたします。

当然のことながら、このブログ上で診察を行うことはできません。
もちろん、診察をしていない皮膚の症状を診断することもできません。

心配な症状であれば、早めに皮膚科専門医などを受診するようにしてください。

一般に、悪性腫瘍で痒みを自覚することは無いと思いますし、大きさが変わらなければ無秩序な増殖が生じていないと考えるのが妥当だと思います。

以下のブログも参考にしてください。

「良性腫瘍と悪性腫瘍」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=432600
| 院長 | 2014/09/01 1:00 PM |
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