2006.11.15 Wednesday
柑皮症
「柑皮症(かんぴしょう)」とは、血液中のカロチン(ビタミンAの前駆物質)の濃度が高くなり、肌が黄色っぽくなる症状です。
主に手のひらや足の裏、鼻の両脇などの皮膚が黄色くなります。
ミカンをはじめとするカロチンを多く含む食物(ニンジン、カボチャ、ほうれん草、パセリ、焼き海苔など)をたくさん摂取し過ぎると起こります。
ダイエットで緑黄色野菜や海藻ばかり食べている人にも時々見られます。
また、カロチンは脂に溶けやすいので、高脂血症の人では柑皮症になりやすいと言われています。
ダイエットで発症した柑皮症の場合は、偏った食生活を中止しバランスの取れた食生活にすることで症状は治まります。
似たような症状に、肝臓が弱ってくると肌が黄色くなる「黄疸」という症状がありますが、柑皮症では黄疸と異なり粘膜が黄色くなることはありません。
つまり、柑皮症で白目が黄色くなることは無いのです。
以前のブログでも書きましたが、健康ブームに乗って特定の栄養素だけを過剰に摂取するのは危険なことであり、健康を害する可能性もあることが最近あちこちで報告されるようになってきました。