2006.10.24 Tuesday
熱傷
いわゆる「やけど」のことですが、「熱傷(ねっしょう)」の一種に分類されます。
熱傷は、それほど熱くないお湯や日焼けでも起こります。
日焼けで肌がピリピリするのは、すでに軽い熱傷の状態です。
症状が軽いのか重いのかは、熱傷の深さによって決まるのですが、直後には分からないことが多いです。
なぜなら、水ぶくれになったりするのは次の日になってからが多いためです。
赤くなってピリピリするだけであれば、軽症の熱傷ですので、適切な治療により綺麗に治ります。
水ぶくれになってきたら、中等症以上の熱傷です。
適切な治療を行わないと傷が残る場合があります。
さらに重傷の熱傷では、適切な治療をしても傷が残りやすくなります。
治療として第一にすべき処置は、水を流し続けて冷やすことです。
熱傷の症状がハッキリしてくるまでの24時間がゴールデンタイムであり、特に熱傷の直後30分〜1時間が最も重要です。
冷やすことで炎症の進行を食い止め、赤みや痛みを和らげることが可能です。
そして、できるだけ早くに皮膚科専門医の診察を受けるようにしましょう。
軽い熱傷と思っていても、実際には皮膚の深い所まで炎症が及んでいることもあるからです。
アロエなどを塗っている患者さんを時々見かけますが、何も無い山奥での熱傷ではないのですから、必要な薬を用いた正しい治療を受けましょう。
消毒をしてしまう患者さんも見かけますが、特に効果はありません。