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粉瘤(アテローマ)


粉瘤(ふんりゅう)」は、日常よく目にする良性のできものです。

背中などにできやすく、半球状に盛り上がっていることが多いです。
皮膚の下に大きなニキビができてしまったような状態だと考えれば分かりやすいかも知れません。

上の写真は粉瘤の断面ですが、皮膚の表面とつながっている部分があるので、そこから雑菌が中に入ってくることがあります。
そうなると、化膿して大きく腫れ上がったり、痛みを伴うようになってしまいます。

化膿して腫れている場合には、一部を切開して中に溜まっている膿を出すこともあります。
しかし、上の断面写真の通り、皮膚の下に袋状の塊を作ってしまっているため、切開排膿だけでは応急処置をしただけに過ぎません。

ですから、完全に治療するには手術をして袋ごと取り出す必要があるのです。

小さなものであれば、当クリニックで局所麻酔の手術を行うことがあります。
部位や大きさによっては、手術の対応が可能な医療機関を紹介いたします。
| 肌のあれこれ | 09:00 | comments(13) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
ひさしぶりです。
志村です。
HPに載っける粉瘤の病理像を探していたら先生のブログを見つけました。
ゴルフしてますか???
粉瘤の病理像の写真、無断転載しちゃいました。ご容赦ください。
| 志村 | 2010/01/20 7:34 PM |
志村先生、お久しぶりです。
貴院のHPも拝見しました。
ゴルフは、5年前の対抗戦が最後でした。
| 副院長 | 2010/01/20 10:06 PM |
フンリュウが炎症をおこした場合治療せずに放置していても炎症は治るのでしょうか?
| たま | 2011/10/22 7:14 PM |
粉瘤が炎症を持ち内容物が外ではなく体の中で破裂した場合最悪の時は腹膜炎、胸膜炎、リンパ管炎になり死ぬ事もあると聞いたのですが本当なのでしょうか?
| 北 | 2011/10/23 8:45 PM |
「たま」さんの質問に回答いたします。

炎症を起こした粉瘤(アテローマ)があるにも関わらず、治療せずに放置する理由や目的が私には分かりません。
また、受診された患者さんの治療方法を考えることはありますが、炎症性アテローマ(炎症性粉瘤)の状態を放置するように指示あるいは指導したことはありません。

あくまで想像ですが、長い目でみれば、最終的には炎症が落ち着いてくるのではないかと思います。
| 院長 | 2011/10/30 11:55 PM |
「北」さんの質問に回答いたします。

粉瘤(アテローマ)が原因で、腹膜炎などを生じるまで放置してしまったというような重症例は、私は経験したことがありません。
日本国内であれば、そこまで重症化した症状を我慢しなくても、医療機関を受診したり、救急車を呼んだりすることができるのではないかと思います。
| 院長 | 2011/10/31 12:07 PM |
皮膚科専門医の下で炎症性粉瘤になる手前の治療をしているのですがクラビット500mが2週間分処方され今飲んでいます。
今回は参考までに院長先生の意見を伺いたいのですがクラビット500mを2週間処方するというのはある事なのですか?
自分は風邪をひいた時長くても1週間ぐらいしか飲んだ事がないもので…
あと粉瘤の治療は袋を摘出するのが一般的とこちらのブログで知ったのですが袋を摘出しないで炎症が出た場合は抗生物質でおさえるという治療方もあるのですか?
炎症が何回か繰り返されるうちに癌化する可能性があると聞いて少し心配になったので…
| たまろ | 2011/11/02 11:30 AM |
調べていたら気になる事がありましたので教えて下さい。
粉瘤が癌化するというのを聞いたのですが粉瘤は良性腫瘍ですよね?
当たり前の事ですが良性腫瘍である粉瘤は悪性では無いわけですからどんなに炎症を繰り返したとしても癌化というのはおかしいと思うのですがどうなのでしょうか?
それとも元々悪性腫瘍の粉瘤という物があるのですか?
| 村人 | 2011/11/08 3:37 PM |
「たまろ」さんの質問に回答いたします。

再発しないように治療するためには、外科的治療が必要となりますが、単に細菌感染を抑制するという一時的な治療の場合は、抗生剤による治療を行うことがあります。

また、どの抗生剤を使用するかは医師の判断だと思いますが、私は皮膚の細菌感染の治療薬として、あまりクラビットを使用したことがありません。
処方する期間についても医師の判断だと思いますが、有効性や副作用の心配も考慮し、私は数日間の処方をする場合がほとんどです。
| 院長 | 2011/11/11 12:40 PM |
「村人」さんの質問に回答いたします。

「粉瘤」というのは良性腫瘍であるため、基本的に悪性化を心配する必要はありません。
しかし、まれに悪性化した細胞が出現する場合があります。

これは、全ての悪性腫瘍について言えることだと思いますが、子供の頃から悪性腫瘍が見つかっているという人はほとんどいないはずです。
それが、60年70年と生きていく間に、健康であったと思われる肺や胃といった臓器、あるいは皮膚などに悪性腫瘍が生じる場合があるのです。

ですから、可能性はかなり低いかも知れませんが、粉瘤と思われる腫瘤を治療(外科的に切除)した場合は、念のため病理学的な検査を行っている訳です。
| 院長 | 2011/11/15 10:28 AM |
もし悪性の粉瘤が化膿した場合むやみに切開して膿を出すのは危険ですね。
メラニーマなどの皮膚がんと同じように無秩序に増殖するような粉瘤があるようならば皮膚科専門医の先生に診断してもらわないと危険ですね。
粉瘤が有り触れているからと言って油断したら怖いですね。
| 村人 | 2011/11/16 12:26 AM |
こちらの医院ではくり抜き法での粉瘤の摘出手術はやられているのでしょうか?
| たまろ | 2011/11/16 10:49 PM |
「たまろ」さんの質問に回答いたします。

当クリニックでは、粉瘤に対して「くり抜き法」という外科的処置を行った経験はありません。
| 院長 | 2011/11/22 11:55 PM |
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