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低温やけどについて知りたい【ゆたか冬号掲載記事】

の執筆記事が、年金と暮らしの快適情報誌ゆたか冬号(p13)に掲載されましたので、その内容を紹介いたします。



《季節のやまい診察室》

(相談)低温やけどについて知りたい

 冬に高齢者のやけどが多いと聞きました。
 どういったことに注意すればよいですか?(77歳・女性)


(回答)熱くない温度でも低温やけどに注意

 住吉皮膚科(東京都)院長・順天堂大学皮膚科非常勤講師 住吉 孝二

やけどは、熱いと感じてすぐに冷やすことができれば、軽い症状ですみます。
しかし、接触する熱源の温度が高い、あるいはそれほど高くなくても接触している時間が長いと、皮膚の内部にまで熱のダメージが伝わるため、赤くなったり、水ぶくれになったりします。
高齢者では、熱さを感じる感覚が鈍くなり、皮膚も薄くなるため、熱が内部にまで伝わりやすく、注意が必要です。

「低温やけど」とは、心地よいと感じる44〜50度程度の温度のものに、肌が長時間接触していたためにおこるやけどです。
省エネ志向で湯たんぽの使用がふえてきたことなどから、低温やけどが注目されるようになりました。
低温やけどは、皮膚の表面が赤い程度でひどく見えなくても、長時間熱源に接していたために、内部深くまで大きなダメージを負い、重症になっている場合があります。
皮膚の表面から入った熱は通常、血液の循環で全身に分散されます。
しかし、皮膚が熱源に圧迫されて血流が悪くなり、熱の逃げ場が少ないとやけどになります。
そのため、低温やけどをおこしやすいのは、皮膚のすぐ下に骨があって、熱の逃げ場が少ない、脚のすねや足首などです。



昔ながらの金属製の湯たんぽは、タオルで巻かないと熱くて触れませんでした。
しかし、最近のプラスチック製の湯たんぽは、表面がそれほど熱くなりません。
うっかり長い時間肌に直接触れてしまうと、低温やけどの原因になってしまいます。
湯たんぽは、専用の袋に入れるかタオルなどを巻いて、当てる位置を変えながら使用してください。
寝るときの寒さ対策では、事前に湯たんぽを布団に入れて温め、就寝中は肌に接触しない場所に移動させておくと安心です。

使い捨てカイロも注意が必要です。
背中や腰など皮下脂肪が少ない場所に長い時間当てていると、やけどをおこす場合があります。
貼るタイプのカイロは衣類の上から貼り、上から圧迫しないように注意してください。

湯たんぽ、カイロなどの使い方
長時間、同じ部位に触れないようにする。
湯たんぽは専用袋かタオルなどで包む。
貼るカイロは衣類の上に貼り、圧迫しない。
電気あんか・毛布は寝る前に電源を切る。


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