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低温やけどに注意(みんなの健康ライブラリー掲載記事)

昨日、健康情報サイト「みんなの健康ライブラリー」にが監修した記事が掲載されましたので、その一部を紹介いたします。


「低温やけど」って何?


「心地よい温かさ」が皮膚にダメージを与えることも!

やけど」は熱によって発生する皮膚組織の損傷。
その原因といえば火や熱湯、揚げものの油といった温度の高いものを思い浮かべる人が多いでしょう。
しかし体温よりやや高い程度の「心地よい温かさ」でも、直接触れ続けていると皮膚にダメージを与えます。
こうした症状を「低温やけど」といい、近年症状を訴える人が増えています。
カイロや湯たんぽなどを使う寒い時期は、とくに注意が必要です。

一般的なやけどとの違い

高温によるやけどであれば、最も症状が重いのは皮膚の表面で、深部に行くほどダメージは軽くなります。
やけどした直後に、ヒリヒリとした痛みがあるのも特徴です。
一方、低温やけどの場合は、最初はそれほど痛みがありません。
皮膚の表面も赤くなった程度のことが多いので、「たいしたことないだろう」と思いがちです。
しかし見た目に反し、やけどによるダメージが皮膚の深部まで進行していることも少なくありません。

温度だけでなく時間にも注意

やけどの症状は、触れたものがどれだけ熱いかだけでなく、皮膚が熱にさらされた時間によっても変わってきます。
熱いものが皮膚に触れると、人は反射的に熱源を払いのける、遠ざけるなどして身を守ろうとします。
その場で身動きが取れないような災害などでない限り、高温によるやけどは、熱にさらされたのは短時間、あるいは一瞬ということが多いでしょう。
一方、人は「温かい」という程度の温度に対して、本能的な拒否反応はありません。
そのため、体の同じ箇所に熱源をあて続けてしまうという状況も珍しくありません。

低温やけどのメカニズム

皮膚に伝わった熱は通常、血液を介して全身を巡ります。
その過程で、血管が拡張して熱を発散させるのです。
しかし、湯たんぽやカイロなどの熱源を密着させると、皮膚とその下の血管が圧迫され、血流が悪くなって熱の発散がスムーズにいかなくなります。
この状態が続くと、熱がじわじわと深部まで伝わり、皮膚から皮下組織に損傷を与えてしまいます。
これが低温やけどです。
皮膚の深部まで重症化している可能性があるので、治療に長い時間が必要なうえ、傷痕やアザが残ることも。
さらに、皮膚や皮下組織の一部が壊死するケースもあり、こうなると皮膚は再生できないので、患部を切除しなければならないこともあります。

<中略>


低温やけどになってしまったら


どんな症状が起こる?

一般的なやけどは深度によって3段階に大別され、段階ごとに損傷のレベル、症状、治療期間などが違います。



低温やけどの場合、初期症状の見た目は「1度」と同様に患部が赤くなるくらいで、痛みもそれほど感じないことが多いです。
しかし、長時間熱の影響を受けていた場合、次第に皮膚の奥にピリピリとした痛みを感じ、やがて水ぶくれができたり、白くなったりし、1週間以上ズキズキした痛みが続きます。
高温のやけどよりも深部にダメージが及んでいるため、治療に時間がかかりやすいので注意しましょう。




対処方法は?

皮膚の深いところにダメージを受けているので、通常のやけどのように水で冷やしてもあまり効果は期待できません。
また、水ぶくれを針などでつぶすのは、細菌に感染する恐れがあるため避けた方がよいでしょう。
症状の自己判断や自己流の手当ては、症状を悪化させかねません。
傷痕が残ったり、手術が必要になる事態を招いたりすることもあります。
低温やけどの心当たりがある場合は、ガーゼなどで患部を覆って皮膚科を受診しましょう。


【監修】住吉 孝二(住吉皮膚科院長、順天堂大学皮膚科非常勤講師)
| 院長ブログ | 17:53 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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