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尋常性疣贅に対する外用療法


手の指先足の裏にできるイボ尋常性疣贅)は、ウイルスが皮膚に感染して生じます。

しかし、ウイルスに対する特効薬というのは存在しませんので、様々な治療が行われているのが現状です。


保険診療において、最も一般的に行われているのは、液体窒素を用いた凍結療法冷凍凝固法)でしょう。
麻酔などの準備は必要なく、当クリニックでも第一選択となる治療法です。
誰でもすぐに受けられる治療法ですが、ある程度の痛みを伴うのが欠点と言えます。

併用療法として、ヨクイニン(ハトムギ)の内服を行う場合もあります。
しかし、即効性のある治療法ではなく、1日に18錠もの錠剤を継続するのは困難という方もいるようです。

早期にイボ尋常性疣贅)を取り除きたい場合には、局所麻酔を行った上で炭酸ガスレーザー当クリニックでは行っておりません)で焼灼することもありますが、完全に焼灼するのは困難です。


痛みを伴わない治療法としては、サリチル酸活性型ビタミンD3製剤などの外用療法も行われています。
サリチル酸の場合は、高濃度の貼付剤が用いられることが多く、活性型ビタミンD3製剤の場合は、軟膏であるため単純塗布または密封療法が行われます。

特に、活性型ビタミンD3製剤を用いた外用療法は、ここ数年で治療効果の報告が増えてきています。
拡大傾向の少ない尋常性疣贅、あるいは小児に多いミルメシアにおいて有用な治療法であると考えられます。

しかし、増大・拡大傾向の強いイボ(尋常性疣贅にサリチル酸(スピール膏)などを貼付して密封してしまうと、周囲にまでウイルス感染を拡大させてしまう可能性も考えられます。
ですから、このような外用療法を行う場合は、皮膚科専門医などの診察を受けた上で適切な治療法を選択する必要がある訳です。


最後に、尋常性疣贅のようなウイルス感染症は、必ず治ると信じて治療を続けていくことも重要であると言い添えておきます。


上の写真は、東京タワーで開催されていた「究極の鉄道模型展」で撮影した1番ゲージの模型です。
(撮影:住吉孝二
| 院長ブログ | 22:05 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
疾患についての説明がとても詳しく
書かれているので
皮膚科にかかった際
先生に聞き忘れた事も こちらで確認して
あ〜そうなんだ。と解った事も多々あり
とても感謝しております。

実は先日 3歳の姪っ子が
幼稚園で頭しらみではないかと言われ皮膚科を受診した所
卵がいたそうで しらみと診断されたそうです。

ただ、その際
毛じらみですね。と言われたそうです。

素人の私ですが 毛しらみ=性病・陰毛
と思うのですが
頭に出来たしらみは毛しらみとも言うのですか?

もしよろしければ しらみに付いて教えてください。
| 織り姫 | 2012/12/13 11:13 AM |
「織り姫」さんの質問に回答いたします。

児童に集団感染しやすい「アタマジラミ」と、性感染症として知られる「ケジラミ」は、種類の異なる虫(シラミ)によって生じます。
ただし、ケジラミが眉毛に寄生することがあるという報告は耳にしたことがあります。

5年ほど前に、これらをまとめたブログがありますので、以下のページも参考にしてください。

「アタマジラミ症」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=738000
「ケジラミ症」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=367823
| 院長 | 2012/12/14 12:03 PM |
尋常性疣贅について検索し、こちらのブログにたどり着きました。

友人が、足の裏に魚の目様の尋常性疣贅を発症し、
現在、液体窒素で治療中とのことです。
また、治療中の友人の口角には、
5〜7ミリ程のピンク色のデキモノもありました。
友人は、口角のデキモノに関しては、お医者さんに診せていないそうです。
曰く、「先生が指摘しないからなんでもないと思う。
毎週顔を合わせてるんだから、
こちらから言わなくても以上のある者だったら指摘するよ」
とのことです。

そこで質問です。
友人のこのような症状は、他人に移るということはあるのでしょうか?

というのは、実は、友人と会った数日後、
私の腹部の表面に、2ミリ程の小さな赤い膨らみのあるデキモノが発生し、
さらにその数日後、口角にやはり2ミリ程の同様のデキモノが発生しました。
今までそのようなデキモノは出来たことが無かったので、
ひょっとして感染したのでは?と不安になります。
腹部のデキモノには痛みはありませんが、
口角のデキモノは、触ると少し痛みがあります。

ちなみに、この友人はイボには直接触れていませんが、
友人は口角をしきりに気にして、時折、指でいじってはいました。
その指も直接触れてはいませんが、
友人が触れたケータイを触ったりはしました。

この段階で皮膚科に罹るのは少々大げさかとも思うのですが、
年末年始で、ひどくなったり、数が増えたりしたら、困るとも思っています。

私のデキモノは、友人から感染した可能性が高いでしょうか?

お忙しいところ大変恐縮ですが、ご回答いただければ幸いです。
| いしきち | 2012/12/25 10:06 AM |
「いしきち」さんの質問に回答いたします。

このブログ上で診察をすることはできません。
さらに、診察をしていない方の友人の症状について、感染症であるかどうかを想像することも不可能です。

心配な症状であれば、早めに皮膚科専門医などの医療機関を受診するようにしてください。
| 院長 | 2012/12/27 10:22 PM |
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