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「爪のおしゃれ障害」感染症、傷、乾燥が原因(読売新聞掲載記事)

住吉皮膚科で受けた取材記事が、先日(11月22日)の読売新聞・夕刊に掲載されましたので、その一部を紹介いたします。



爪のおしゃれ障害

つややかな色柄が長持ちする人気のジェルネイルをはじめ、爪のおしゃれを日常的に楽しむ人が増える中、健康上のトラブルも少なくないようだ。
美しさだけでなく、健やかさも大切にしよう。

<中略>

感染症、傷、乾燥が原因

<中略>

爪の“おしゃれ障害”について、国民生活センターには今年、こんな報告があった。
担当者は「ネイルサロンが増え、爪のおしゃれが普及した分、トラブル報告も増えている」と話す。
同センターは2008年10月、ジェルネイルなどつけ爪のトラブル事例を公表し注意喚起したが、以来、全国の消費生活センターには、健康被害だけで毎年少なくとも30〜40件の情報が寄せられるようになった。

東京都皮膚科医会学校保健委員長岡村理栄子さん(60)によると、障害は(1)感染症、(2)爪の根元や周辺の皮膚を傷つけること、(3)乾燥、が主な原因。
(1)は、爪が長期間覆われたままになり、感染症の発症や悪化につながりやすいということ。
爪が緑色になるグリーンネイルは緑膿菌の繁殖で起きる。
(2)は、甘皮の処理で爪の根元(爪母)が傷ついて起こる炎症や湿疹、かぶれ。
(3)は、除光液に含まれる化学物質アセトンによるものだ。

<中略>

女性の爪は厚さ0.5ミリほどで、少しずつでも削り続けると、薄く、もろくなる」と警告するのは、爪の健康に詳しい東皮フ科医院(大阪府堺市)の東禹彦さん(75)。
つける前の下準備や除去のため、表面を削る場合があるためだ。
東さんは「健康のためには間隔をあけてつけるのが望ましい。一度落としたら次は1か月程度休ませてからにしては」と対策を提案する。

症状が出てしまったら、また、予防にはどうしたらよいのだろう。
住吉皮膚科院長(東京都墨田区)の住吉孝二さん(41)は「爪の形や色に気になる変化があったら、ネイルを落として清潔にするのが第一。症状がひどければ皮膚科を受診し、完全に治るまで新しくつけないで」とアドバイス。
クリームやオイルで保湿するなど、日ごろのケアも大切という。

厚生労働省は、10年にネイルサロンの衛生管理指針を出し、業界団体も自主基準を持っているが、法的規制はない。
手軽な自己処理も広がっているが、爪に負担をかけ過ぎないことを心がけておこう。
| 院長ブログ | 10:51 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
初めまして。
ネイリストを目指して勉強中の身です。
スカルプチュアの練習をすると、数時間後にかゆみ→ちっちゃい水ほう→指が腫れる→皮むける を繰り返しています。皮膚科に行くとネイルやめなさいと言われそうですが、先生もそう言いますか??
| レイチェル | 2013/06/22 7:47 AM |
「レイチェル」さんの質問に回答いたします。

どんな疾患でも同じだと思いますが、悪化要因が明らかであれば、それを避ける工夫をするべきだと考えます。

「かゆみ」「水ほう」「皮むけ」などの症状は、全て湿疹反応であると思われます。
使用している商品(薬品など)に、接触皮膚炎(かぶれ)を起こしていると想像されます。

以下のブログも参考にしてください。

「湿疹って何ですか?」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=647953
「接触皮膚炎(かぶれ)」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197253
| 院長 | 2013/06/25 10:37 AM |
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