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プロペシア錠の長期服用中でも脱毛がある?


男性型脱毛症AGA)の治療薬として、2005年にプロペシア錠が発売されてから約6年半が経過しました。

当初は「本当に良くなるのだろうか?」と不安に感じていた方も多かったと思われますが、1年半以上の長期間継続している方は、その効果を十分に実感されていることでしょう。


しかし、調子が良いままプロペシア錠を継続している方の中にも、毎日服用しているのに「また少し抜け毛が増えてきたような・・・」という方がいるようです。

これは、フィナステリドプロペシア)の効果が薄れたのではなく、ヘアサイクルによる生え変わりの時期がたまたま重なったという可能性が考えられます。


もともとフィナステリドというのは、発毛を促す薬剤ではありません。
男性ホルモンの影響による早期の生え変わり反応を抑制することで、毛髪の成長期を引き延ばし、結果として男性型脱毛症軟毛化)を治療するというものです。

毛髪には、数年ごとに必ず抜けて生え変わるというヘアサイクルがあります。
ですから、プロペシア錠を継続して服用していても、一時的に脱毛が気になる時期があって不思議ではありません。


このような脱毛が気になる時の対策として、外用薬を使用していない方では、育毛効果のある外用薬の併用が効果的であると考えられています。
国内で発売されている育毛剤の中で、最も有効性が高いと言われている薬剤は、薬剤師のいる薬局などで販売されているミノキシジル(リアップ X5リアップ プラス)です。

他にも、十分な有効性と使用経験という点では劣るものの、多くのメーカーから育毛効果の期待できる商品が発売されています。
2010年に発表された男性型脱毛症治療ガイドラインに掲載されている外用薬には、塩化カルプロニウム(カロヤン アポジカカロヤン ガッシュ)、t-フラバノン(サクセス バイタルチャージ)、アデノシン(薬用アデノゲン)、サイトプリン・ペンタデカン(薬用毛髪力 イノベート)、ケトコナゾール(ニゾラール)があります。


フィナステリドプロペシア)は血中の半減期が短い薬剤ですから、自己判断で服用を中止したり服用方法を変更してしまっては、十分な効果を期待することができません。
ですから、抜け毛が気になってきた場合には、皮膚科専門医とよく相談しながら治療を継続するようにしてください。


上の写真は、住吉皮膚科の近くで撮影した金環日食の様子です。
(撮影:住吉孝二
| 院長ブログ | 00:29 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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