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ヒルドイド(先発品)とビーソフテン(後発品)の比較


アトピー性皮膚炎などでは、保湿剤によるスキンケアが非常に重要になります。
ところが、保険診療においては、残念ながら保湿効果の高い外用薬を処方することができません。


先日の日本皮膚科学会雑誌に、保湿効果が確認されている先発医薬品であるヒルドイドと、その後発医薬品ジェネリック医薬品)であるビーソフテンにおける保湿効果の差が比較されていました。

評価は東京逓信病院で行われており、比較に使用された外用薬は、ヒルドイドソフト軟膏ヒルドイドローションビーソフテンクリームビーソフテンローションの4種類でした。

結果は、いずれの基剤においても、先発品であるヒルドイドの方が、後発品であるビーソフテンよりも、角質水分量の保持が優位に高いことが示されていました。
つまり、ヒルドイドの方が、ビーソフテンよりも保湿効果に優れているという結果でした。

その一方で、外用薬を選択する際には使用感を考慮することもあるため、ヒルドイドローションよりもビーソフテンローションを推奨する場合もあるようです。


近年、医薬品の費用削減を目的として、後発品ジェネリック)の利用が促進される傾向があります。
しかし、後発品では、その効果について十分な評価が行われていない場合が多いという点が問題であり、先発品のような効果安全性が確認されていない可能性があることを理解しておく必要があります。

特に外用薬の場合は、先発品後発品基剤の成分が大きく異なっている場合があります。
ですから、処方される一般名(成分名)が同じであっても、後発品を使用する場合は、先発品とは全く異なる使用感であったり、皮膚への透過性に大きな違いを生じる可能性があることを理解しておきましょう。


上の写真は、長崎県・ハウステンボスで撮影した写真「ウィンドウ」の一部です。
(撮影:住吉孝男)
| 院長ブログ | 17:52 | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
http://www.wound-treatment.jp/next/jikken/019.htm


ヒルドイドの正体が、わかりやすく記述してますよ。

本気で患者の事を思うなら、生化学の基礎知識から、お勉強なされたら良いと思いますよ。


| 通りすがり | 2013/05/18 12:24 AM |
ヒルドイド等、あなたがお薦めの商品に【保湿効果】がある事の説明を求める。

商品にそう書いてあるから、MRがそう言ったから、昔から使ってるから…等の、医学的・科学的ではない回答はありえず、医師ならば、薦める上での医学的根拠を示して下さい。

都合の悪い質問は答えない主義ならば、回答は不要ですが。

ちなみにヒルドイドは、保湿効果どころか、乾燥します。
組成上、乾燥します。
水と油を中和させる方法…小学生レベルの知識があれば、理解出来るはず。

あなたの見解を求める。
| 通りすがり | 2013/05/29 6:50 AM |
「通りすがり」さんのコメントに回答いたします。

ヒルドイドの保湿効果に関しては、以前から研究報告や論文が多数報告されており、厚生労働省でも保湿効果のある外用薬として保険適応になっています。
しかし、私のような個人の開業医には、古くから全国で使用されている薬剤の効果について検証する能力がありません。

保湿効果に対して異論を唱えるのであれば、個人のブログに書き込みをするのではなく、研究報告や論文を発表している施設や製薬メーカー、日本皮膚科学会、厚生労働省などに問い合わせをするようお願いいたします。
| 院長 | 2013/05/29 10:14 AM |
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