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日光角化症の新しい外用治療


日光角化症」とは、高齢者などに生じやすい表皮内癌の一種(前癌病変)であり、近年では「光線角化症」と呼ばれることも多くなりました。
紫外線の刺激によって表皮の細胞に異常を起こすのが原因と考えられており、紫外線の影響を受けやすい頭皮顔面手の甲前腕などに多く生じます。

日光角化症というのは前癌病変であるため、全く治療をせずに放置してしまうと、皮膚癌に進展する可能性があります。
外科的切除が最も確実な治療法なのですが、日光角化症は高齢者の顔面に発症しやすいことから、簡単に治療が行える液体窒素を用いた凍結療法などが行われてきました。

そして、先日(2011年11月25日)から、頭皮または顔面に生じた日光角化症に限り尖圭コンジローマの治療に用いられているベセルナクリームイミキモド)の外用が、新しく保険適応の治療薬として追加承認されました。
ベセルナクリームは、2007年12月から尖圭コンジローマの治療薬として使用されていましたが、他の疾患の治療として追加承認されたのは今回が初めてです。

ベセルナクリーム日光角化症の治療として使用する場合は、クリームが見えなくなるまですり込むように外用します。
長時間の付着による皮膚への過剰なダメージを防ぐために、寝る前に外用したベセルナクリームは、朝起きた時に洗い流す必要があります。

また、使用するのは1日おきに週3回だけであり、4週間(計12回)まで継続することができます。
効果が不十分な場合は、4週間の休薬期間の後に、さらに4週間(計24回)の外用を追加することが可能です。
それでも日光角化症の症状が改善しない場合は、他の治療に変更する必要があります。
| 院長ブログ | 16:47 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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