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慢性色素性紫斑(Schamberg 病)

慢性色素性紫斑(まんせい しきそせい しはん)」とは、特発性色素性紫斑(とくはつせい しきそせい しはん)とも呼ばれており、点状の出血痕や色素沈着などの症状が慢性に経過する良性の疾患群です。

30歳から中年にかけてみられることが多く、下腿を中心として症状が出現しますが、全身症状や自覚症状はほとんどありません。

慢性色素性紫斑は複数の疾患に分類されていますが、最も頻度の高い疾患は「Schamberg 病シャンバーグ病)」です。

シャンバーグ病は、40歳以降の中年にみられることが多く、主に下腿前面(向こうずね)に症状が現れます。
点状の出血から始まり、徐々に色素沈着毛細血管拡張を伴う褐色斑が周囲に拡大していきます。
病変部の境い目は比較的はっきりしており、褐色斑の形状は人によって様々です。

軽度の痒みを伴う場合もありますが、多くは自覚症状に乏しく慢性に経過します。
数ヵ月から数年で軽快する場合が多いようです。

シャンバーグ病以外にも、血管拡張性環状紫斑マヨッキー紫斑)や色素性紫斑性苔癬様皮膚症グージュロー・ブルム病)などが慢性色素性紫斑に分類されています。
いずれも原因不明の疾患ですが、静脈の循環が滞っていたり、何らかのアレルギー反応が関係しているのではないかという考えもあるようです。

治療は対症療法になるため、症状が悪化しないように下肢の安静や挙上(足先を少し高くして休むようにする)を心がけることが重要です。
弾性ストッキングの着用が有効な場合もあります。

症状によっては、ステロイドの外用を行ったり、血管強化薬(ビタミンCなど)や止血薬などの内服を行うことがあります。
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