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水虫の塗り薬、上手に使えていますか?


水虫足白癬)とは、真菌(カビ)の一種である白癬菌が皮膚表面の角層に侵入することで起こります。
そのため、水虫の治療は、病変部に直接塗ることができる抗真菌薬外用薬(塗り薬)で行われることが多いのです。

皮膚科専門医などの医療機関で処方される塗り薬は、足の厚い角質への浸透性などを考慮し、主にクリーム剤が使用されています。
一方、ドラッグストアなどで市販されている塗り薬は、簡便性やイメージが重視されているためか、スプレー式のものが多く扱われているようです。

しかし、病変部の状態によっては、これらのクリーム剤液剤(スプレー剤)が刺激となり、しみて痛くなったり、痒みが更に増してしまう場合があります。
この状態が続いてしまうと、二次的に皮膚炎を生じる結果となり、水虫を治療する以前の問題となってしまいます。

つまり、顕微鏡検査水虫足白癬)の診断が確定していても、抗真菌外用薬が適切でない場合もある訳です。
ですから、水虫用の塗り薬を塗っても痒みが治まらない場合や、かえって痒みが悪化しているような場合には、塗り薬の変更などが必要になると思われます。

また、足の裏の角質が厚くなっているような重症の水虫(角質増殖型足白癬)や、爪の広範囲が変色している爪白癬のような症状の場合には、塗り薬だけの治療ではなく飲み薬が必要になる可能性があります。

最近では、様々な抗真菌薬がドラッグストアなどで販売されていますが、自己判断で水虫治療を継続するのではなく、皮膚科専門医などの診察を受け、正確な診断の上で適切な治療を行い、再感染も予防するようにしましょう。

上の写真は、福島県・会津若松市で撮影したものです。
(撮影:住吉孝二
| 院長ブログ | 09:48 | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
水虫の治療について質問です
先日診断を受けて右の足の指の水虫が判明したんですが、症状が無い左の足にも薬を塗った方がいいんでしょうか?それとも患部のある足だけで十分でしょうか?
| TK | 2011/06/23 8:30 AM |
「TK」さんの質問に回答いたします。

水虫の菌(白癬菌)は、足趾の間や足底に感染しやすいのですが、症状が現れない限りどこに感染しているか判断するのは困難です。
そのため、片足の趾に白癬菌の感染が確認されたのであれば、両足の趾の周辺から両足の裏全体まで、広範囲に抗真菌薬を塗るのが望ましいと言われており、当クリニックでもそのように指導しています。
| 院長 | 2011/06/27 12:21 PM |
ご丁寧な回答ありがとうございました。
早速、両足に薬を塗ってみます!
| TK | 2011/07/05 11:31 PM |
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