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毛孔性紅色粃糠疹(PRP)

毛孔性紅色粃糠疹(もうこうせい こうしょく ひこうしん)」とは、手足の過角化癒合傾向のある紅斑(赤み)などを特徴とする、炎症性角化異常症の一種です。

遺伝性の毛孔性紅色粃糠疹もあるようですが、多くは成人になってから発症します。
20歳代までに発症する場合が多く、発症原因は不明です。

若年者では下半身から発症する場合もありますが、多くは頭皮や顔面から発症して徐々に全身に拡がります。
頭皮では、軽症の脂漏性皮膚炎でみられるような、細かいフケ症を呈する場合もあります。

手の平足の裏は角質層が異常に厚くなり、オレンジ色に見えるようになるのが毛孔性紅色粃糠疹の特徴の一つと言えます。
肘や膝の外側には、左右対称乾癬のような厚い角化性の病変を生じることがあるのも特徴的であり、病変部では乾癬のように表皮のターンオーバー時間が短くなっていると言われています。

癒合傾向のある紅斑が全身に拡がると「紅皮症」に至る場合もありますが、必ずどこかに正常な皮膚が残ります。
痒みなどの自覚症状は無い場合が多いようです。

毛孔性紅色粃糠疹診断を確定するためには、病理組織学的な検査(皮膚生検)が必要になります。

毛孔性紅色粃糠疹は、治療を行わなくても3年程度で自然に軽快する場合があります。
症状や経過によっては、レチノイドや免疫抑制薬の内服を行うなど、乾癬と同様の治療を試みる場合もあります。
| 肌のあれこれ | 18:20 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
書き込み失礼します。

一週間前、皮膚生検を行い、今日、この病気の診断がくだりました。

発症は私が生まれて間もない頃。膝からでした


小学校低学年で、足の裏全体に広がり、
手のひら全体に広がり、
皮膚が分厚く固くなりすぎて、パクリと割れて、血が出ることもよくありました。

夏終わり〜秋になると、肌の調子が著しく悪くなるようで
10月にはいったいま、毎日患部がかゆくなる→悪化する
の連鎖反応を起こしていっています。

先生には、特に食べてはいけないもの、
やってはいけないことなどの説明はありませんでしたが、
何かこちらのサイトで、何かでこの病気に効くものや、事などあれば嬉しいと思い、書き込みさせていただいています。

また、
こちらの記事には
かゆみがない、や、3ヶ月で治るようなことを書かれてありますが、発症から26年経った今でも完治しないひとりですので、明確な治療法が見つからない現在ですが、同じような悩みを抱えたかたの、何か参考になればと思います。


一時、野菜中心の生活を送っていましたが、
その時はとても病状がよくなったように見られました。

食べるものや、環境にも、とても左右される病気なのかもしれません。
| mix | 2012/10/02 6:58 PM |
「mix」さんの質問に回答いたします。

乳幼児期から発症していたのであれば、一般的な毛孔性紅色粃糠疹ではなく、遺伝性の毛孔性紅色粃糠疹であると考えられます。
成人になってから発症する毛孔性紅色粃糠疹の場合、3年程度で軽快してしまう例もありますが、遺伝性の場合は自然軽快を期待するのが難しいかも知れません。

毛孔性紅色粃糠疹でも尋常性乾癬でも同じことが言えると思いますが、ビタミンAなどを豊富に含むバランスの良い食生活を心がけるべきでしょう。
なお、レチノイド(ビタミンA誘導体)の内服を行うかどうかについては、実際の症状を診察している担当医とよく相談するようにしてください。

以下のブログも参考にしてください。

「尋常性乾癬と肥満」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1182622
「尋常性乾癬」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=219851
| 院長 | 2012/10/09 11:27 AM |
書き込み失礼します。
私も2年前にこの病気の診断を受けました。
先生には3年経てば治ると言われましたが、実際は薬をつけていても、最初よりはましになりつつありますが、本当に治るのかと思っています。
成人型だと3年経てば軽快すると書いてありますが、病気になる前の皮膚にもう戻れないのでしょうか。
| Kina | 2014/01/10 12:36 AM |
「Kina」さんの質問に回答いたします。

「毛孔性紅色粃糠疹」は、ありふれた疾患ではありません。
成人になってから発症する毛孔性紅色粃糠疹には、治療を行わなくても3年程で自然に軽快する場合があると言われています。
しかし、原因などが不明な疾患ですので、実際の症状に応じた治療を選択していくことになると思います。

ですから、今後の治療や経過については、実際の症状を診察している担当医と相談したり説明を受けるようにしてください。
| 院長 | 2014/01/10 12:36 PM |
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