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アトピーに痒み止めの飲み薬って効くの?


アトピー性皮膚炎などの治療をしていると、時々「痒み止めの飲み薬の効果が実感できない」という患者さんの訴えを耳にします。

一般に、痒み止めの飲み薬としては抗ヒスタミン薬が使用されていますが、残念ながらアトピー性皮膚炎の痒みは、ヒスタミンによる痒みだけではないということが分かってきています。
ですから、抗ヒスタミン薬を服用することで痒みを完全に取り除くことは不可能なのです。

そもそも、アトピー性皮膚炎の治療は塗り薬が中心です。
そのため、ステロイド外用薬タクロリムス軟膏による強い抗炎症作用の陰に隠れて、服用している抗ヒスタミン薬の効果は、さらに実感されにくくなってしまいます。

抗ヒスタミン薬は、確かに痒みを完全に止める薬ではありませんが、「痒みをやわらげる」あるいは「痒みを予防する」効果があるのです。
患者さんにとっては、100の痒みも70の痒みも、どちらも「痒い」という感覚には変わらないということなのかも知れませんが、「飲んでも痒みが止まらないから飲まない」というのは、あまり良い判断とは思えません。

近年では、インペアード・パフォーマンスの面からも、より効率の良い第2世代抗ヒスタミン薬が増えてきています。
ですから、以前よりも自分に合った治療薬を見つけやすくなってきたと言えるかも知れません。

上の写真は、秋田県・栗山池公園で撮影されたアジサイです。
「紫匂ふ」と題した作品として、写真集「続・年輪」に収載しています。
(撮影:住吉孝男)
| 院長ブログ | 21:03 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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