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老人性紫斑

皮膚は、20歳を過ぎると徐々に加齢に伴う変化(老化)を生じてきます。

まず、皮膚(表皮)の厚さは、加齢とともに徐々に薄くなっていきます。
同時に、皮膚の内部(真皮)では、血管の周囲を支えているコラーゲンなどの結合組織減少してしまいます。

つまり、皮膚血管脆くなり弾力が無くなることにより、わずかな刺激を受けただけでも内出血を起こしやすくなる訳です。

このような気付かない程度の刺激によって生じる内出血斑は、高齢者に多くみられ「老人性紫斑(ろうじんせい しはん)」と呼ばれています。

老人性紫斑は、高齢者の萎縮した皮膚に多くみられます。
最も出現しやすい部位は、紫外線の影響(光老化)や機械的刺激を受けやすい、前腕(手首〜肘)の外側から手背(手の甲)にかけてです。

紫斑の形は様々ですが、高齢になるほど大きな紫斑を生じやすくなります。
軽微な刺激で生じるため、繰り返しが多いのも特徴の一つです。

痛みなどの自覚症状は無く、数週間で自然に軽快するため、特に治療の必要はありません。
また、ビタミンCや血管強化薬などの効果は、あまり期待できないと言われています。

老人性紫斑は加齢にともなう症状であるため、治療というよりも予防を心がけることが重要になります。
例えば、長袖を着たり手袋を着用するなどの工夫が有効であると言えます。
| 肌のあれこれ | 17:14 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
初めまして。
老人性紫斑についてお伺いしたいのですが、
父(65才)が10年位前に両前腕の色素斑を「若い頃に日光に当たりすぎたためで、治療の必要はない」と診断されました。
それで安心していましたが、どんどん範囲も広まっていて色も紫が濃くなっている気がします。
範囲は手首から肘までの3分の2の前側はほとんど紫斑になっています。
それとその部分がちょっとした何でもないようなことですぐ出血します。
何か他の病気の可能性は考えられますか?
老人性紫斑かどうかは血液検査で判断するのですか?
数年前に痛風になり薬を服用していますが関係ありますか?
長々とすみませんが、ご教示お願いします。


| ayumi | 2014/06/06 11:40 PM |
「ayumi」さんの質問に回答いたします。

一般に「老人性紫斑」というのは、特に検査をして診断するようなものではありません。

全く刺激をしていないのに内出血がどんどん拡大していくようであれば、出血傾向があるかどうか血液検査を行うことはできると思います。
もちろん皮膚科でも構いませんが、血液検査ができる医療機関で相談してみてはいかがでしょうか。

このブログ上で診察を行うことはできませんので、痛風の治療に関しての不安も、併せて診察を受けられてはいかがでしょうか。
| 院長 | 2014/06/09 6:55 PM |
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