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帯状疱疹

子供の頃、水痘みずぼうそう)の経験があると思います。

その水痘のウイルスが体の中(神経節)に潜んでいて、疲れたり体調を崩したりした時に再び暴れ出すのが「帯状疱疹(たいじょう ほうしん)」です。

通常、神経節から片側の神経に沿ってウイルスが広がるので、左右片側にだけに症状が出現します。
炎症を起こした神経では神経痛が生じ、その神経領域の皮膚には水痘の時のような小さな水ぶくれが出来ます。

患部を冷やしてしまうと神経痛が増強してしまうので注意が必要です。
皮膚に症状が出ないうちは筋肉痛などと間違われ、整形外科を受診する患者さんも多いです。
| 肌のあれこれ | 09:00 | comments(11) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
つい先ほど「脂漏性皮膚炎」の欄でコメント&質問を投稿した者です。記事を見つけたので、コメントいたします。
じつは三年前にこの帯状疱疹も初めて発症しまして、左胸から背中にかけて湿疹ができ、高熱がありました。
湿疹だけど痒みがなく、身体の奥が痛むので、体験したことのない苦しみで、おかしいなとすぐに思いました。
そしてすぐに診察、薬の投与を受け、一週間安静にしましたので、大事には至りませんでした。
その後皇太子妃の雅子様が同じご病気になったと知り、これはかなり痛みがありお辛いのでは、とお察ししました。
皮膚炎といい、どうして私ばかり病気になる体質なんだろう?とがっかりしてしまうのですが、生活習慣のこと、食生活のこと、病気のこと、とてもいい勉強にはなっています。

一度かかったらまた再発することがあるのか、気をつけなければならないことはなにか、先生にお伺いしたいです。宜しくお願いいたします。
| じん | 2006/11/19 12:06 PM |
水痘(みずぼうそう)の症状が治まってからも、その原因ウイルスは背骨の近くにある神経節に潜んでいます。
疲れていたり、体が弱ってくると再びウイルスが神経に沿って暴れだします。
これが帯状疱疹です。

ウイルスによる症状ですので、体の中に抗体が作られると通常はすぐに再発することはありません。
ですから再発することは少ないですが、全く無いとも言い切れません。
| 副院長 | 2006/11/19 2:48 PM |
副院長殿>
ご返信有難うございます。
当時は結婚したばかりで、共働き、新居入居や新しい生活への順応に、気が休まらず、身体がひどく疲れていたんだろう、と周囲からは納得されてました。
しっかり栄養のあるものを食べ、追いつかない家事を諦めて、早く床に入るように努めました。
冬場であったので、それも身体の抵抗力が弱っていたのかもしれません。
あれはほんとに怖い思いをしましたので、以来絶対に再発しないよう、また病気にならないよう、家庭内でも協力を得てしっかりした生活を心がけています。
多少のキツい生活、人によってうんと体力もあり、耐えられる人もいるんでしょうが、当時先生にこっぴどく叱られましたので、身にしみております;
| じん | 2006/11/21 11:45 AM |
私の父ですが、現在79歳で帯状疱疹になりました。
わき腹に激痛を感じたのが最初で、内科にかかりましたが
数日後に痛みを感じたそばに水泡が帯状に出ました。
病院で、抗ウイルス剤の飲み薬・塗り薬をもらって治療中です。

とても心配なのが、5歳になる息子が同居しておりまして
みずぼうそうにはまだ罹ってなく、感染が心配です。
一応、みずぼうそうの予防接種は、受けてます。

水泡は、破れてしまって水が出てしまっている部分もあり、
父のお風呂の入り方や家での生活はどのようにすればよいのか、
洗濯物など家族の物と一緒に洗ってよいのか、
息子との接触はどの程度大丈夫なのか、
他の家族(大人)は感染を気をつけれなければいけないのか、、ご指導お願いいたします。

かかっているのが内科の病院なので、きちんと指導していただけるのか
少し不安でしたので、こちらに質問させていただきました。
お忙しい中お手数ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
| りん | 2007/08/22 1:35 PM |
「りん」さんの質問に回答いたします。

「帯状疱疹」の原因ウイルスと「水痘(みずぼうそう)」の原因ウイルスは同じですので、「帯状疱疹→水痘」という感染は可能性があります。
ですから、水痘に罹患した経験が無いお子さんとの接触は、可能な限り避ける必要があります。

帯状疱疹が「水痘に罹患した経験のある患者さんにのみ生じる症状」であるのに対し、水痘は「初めてウイルスに感染した時に起こる症状」であるため、「帯状疱疹→帯状疱疹」という感染は起こりません。
つまり、水痘に罹患した経験のある大人に感染することはありません。

また、帯状疱疹の痛みは神経痛(肋間神経痛)ですので、入浴時には十分に温まるようにすると痛みが楽になります。
夏は冷房の風が直接当たらないように注意し、場合によってはカイロなどで温めるのも効果的です。
| 副院長 | 2007/08/22 8:08 PM |
早々のご回答ありがとうございました。
とても参考になり、本当に助かりました。

私自身もちょっと気になる症状がありますので
近いうちに病院へ伺わせていただきますね。

この度は、お忙しいところ相談に乗っていただき
ありがとうございました。
| りん | 2007/08/31 10:01 AM |
先生、こんにちは。以前も別件でご相談させていただき、たいへん助かりました。ありがとうございました。

またご相談させていただきたく、コメントしております。
私の母(66才)が帯状疱疹にかかりました。
首〜頭皮にかけて発疹があり、今日バルトレックスを処方されました。痛みやかゆみは特になく、重い感じがするだけとのことです。
ただ頭痛は5日前からあったようです。偏頭痛持ちなので、つい我慢していました。偏頭痛の痛み止めを処方してもらった後、首から頭皮にかけての発疹がひどくなったため再度受診して帯状疱疹とわかりました。

質問は入浴についてです。
かかりつけのお医者さんには「化膿するおそれがあるので入浴禁止」と言われたそうです。しかしあちこち見ていますと、特にそういう診断をされてない人も多いようですし、あたためた方が痛みを予防出来るのであれば母も入浴したほうがいいんじゃないか?と思うのです。

それと、5日前からの偏頭痛は、やはり帯状疱疹の予兆だったのでしょうか?また、偏頭痛の鎮痛剤をバルトレックスと併用してもだいじょうぶでしょうか?

以上、アドバイスいただけましたら幸いです。
お忙しいところすみませんが、よろしくおねがいいたします。
| J.I. | 2009/09/14 8:09 PM |
重ねてお邪魔いたします。
頭皮の発疹は枯れてきているようで、いまは耳のうしろとあごにできた大きな発疹が痛いようです。

ところで、帯状疱疹後神経痛をできるだけ防ぐために自分でやれることというのは、ありますでしょうか?
こちらの記事で冷やすのは良くないと知りましたので、できるだけ体をあたためて免疫力を高めるよう母には伝えましたが、他に気をつけるべきことがもしあれば、お教えいただけると幸いです。

高齢者ですので、痛みがあとに残らないかとても心配です。
どうぞよろしくお願いいたします。
| J.I. | 2009/09/16 3:30 PM |
「J.I.」さんの質問に回答いたします。

頭部・顔面に生じた帯状疱疹の場合、顔面神経麻痺など様々な神経症状を併発する可能性があるため、入院治療が理想的です。

全身状態にもよると思いますが、帯状疱疹に伴う痛みは「神経痛」ですから、ゆっくり温まるように入浴をするのは非常に良いことです。
ただし、高熱出ているなど全身状態が良くない場合や、水疱が破れて皮膚潰瘍(深い傷)を生じている場合には、入浴を避けた方が良い場合もあるかも知れません。

偏頭痛に関しては、診察をしていない私からコメントできることはありません。
偏頭痛の薬を処方した医師に相談してみてください。
通常は、痛みに応じて痛み止め(消炎鎮痛薬)を抗ウイルス薬と併用します。

帯状疱疹後神経痛を予防するためには、やはり早期治療が不可欠です。
もちろん安静を保ち、病変部を冷やさないように心掛けるべきでしょう。
神経細胞の修復を助ける意味から、ビタミンB12を多く摂取することも神経痛の治療に有効と考えられています。
| 副院長 | 2009/09/18 11:30 AM |
帯状疱疹について伺いたく、書き込みいたします。
十五年前に一度発症し、先週二回目の発症です。年齢は37です。女性です。今年の夏に例年どおり夏バテして体重が4キロほどおちて四十キロになりその後もどりません。
今回、皮膚科の医師からは“痩せて免疫力がおちたから再発したのではないか”といわれました。
痩せていても免疫力のある方もいますよね、免疫力と体重の関係を知りたいのですが、免疫力向上の目安はありますか(何をもって免疫力が上がったと実感できるでしょうか)。
| T.O | 2009/11/02 3:09 AM |
「T.O」さんの質問に回答いたします。

「帯状疱疹」とは、過去に水痘(みずぼうそう)のウイルスに感染したことがある人に生じる症状です。
しかし、水痘に罹患した全ての人に生じる訳ではありません。
帯状疱疹を発症せずに一生を終える人の方が数倍多いと言われています。

帯状疱疹とは、体の中に潜んでいたウイルスが再び活動を開始するために生じます。
そのきっかけとしては、過労、ストレス、風邪、体力低下、老化などが考えられます。
その結果、免疫力が低下した状態になると、潜伏していた神経節から神経に沿って炎症を起こす訳です。

「免疫力と体重の関係」については、皮膚科医である私には知識がありません。
そもそも、免疫力というものが実感できるものなのかどうか分かりません。
一般的には、疲れたり風邪をひいたりした時に、免疫力が低下している可能性を感じるのではないでしょうか。
| 副院長 | 2009/11/04 10:29 AM |
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