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爪の正しい切り方(陥入爪の予防)


」は、物をつかんだり体重を支えたりするなど、手指や足趾にとって重要な働きを担っています。

しかし、不適切な爪切りを行ってしまうと、特に足の第1趾では「陥入爪」となって炎症を起こすなどの不都合が生じてしまいます。

陥入爪」とは、爪の先端または側面が、爪周囲の皮膚に食い込んだ状態です。(特に爪の彎曲が強い状態を「巻き爪」とも言います)
陥入爪が悪化すると、炎症を起こしたり細菌感染を併発して、非常に強い痛みを生じてしまいます。

陥入爪を生じる原因の多くは、爪の切り過ぎであると考えられています。

爪の角を切り過ぎると、いわゆる深爪の状態となり、爪が伸びる時に周囲の皮膚に食い込み易くなります。
周囲の皮膚に爪が食い込んだ状態が陥入爪であり、炎症を起こして痛みの原因になってしまいます。

ですから、陥入爪を予防するためには、正しい爪の切り方を心がける必要があります。
具体的には、スクエアオフ四角型)に切るのが最も望ましいと考えられます。
スクエアオフとは、爪の角が足趾から少し出るくらい四角い形に爪を伸ばすことです。

深爪の状態にならないようにすること、つまり、爪の角を斜めに切り落とさないようにすることが重要なのです。

上の写真は、ドバイ・ジュメイラビーチで撮影したものです。
(撮影:住吉孝二)
| 院長ブログ | 10:17 | comments(7) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
はじめまして。一年程前の記事でしたが、どうしても陥入爪についてお聞きしたく、記事とは少し食い違うかもしれませんがコメントさせていただきました。

私は訪問入浴で看護師をしております。
サービスで入浴後に爪切りをお願いされることもあるのですが、
利用者さんの多くは陥入爪で、さらに白癬などで爪が肥厚している方もいらっしゃいます。
スタッフの中には巻き込んでいるところにニッパーを入れて爪をカットする…という人もいるようですが私はなかなかできず、どうしたらいいのか悩んでおります。

ネットで調べてみても、陥入爪は爪切りで治るものではないようですし、巻き込んでいる部分を切る事で悪化することも多いようですね。
ただ、利用者さんのほとんどは寝たきりで、歩行ができない方も多いので巻き爪や陥入爪に対して積極的な治療をされないことがほとんどです。

看護師として、そうした利用者さんにどんなケアをしていったら良いのか教えていただけないでしょうか・・・
ご家族に納得していただける説明もできないものかと考えております。

ちなみに訪問入浴は介護事業ですので、訪問看護よりもできることは少なく、基本的に医療行為は禁止となっています。
消毒もイソジンがあるくらいです。

看護師なのに知識不足で恥ずかしい限りですが、よろしくお願いいたします。
| SUSU | 2010/05/15 12:22 AM |
「SUSU」さんの質問に回答いたします。

介護事業(訪問入浴)であっても、足浴をしたり、足を洗って清潔にするくらいのことはできるでしょう。
ニッパー型の爪切りが使用できなくても、ヤスリで削るくらいはできると思います。

以下のブログも参考にしてください。

「爪甲鉤彎症」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=457357
「陥入爪の治療(テーピング法)」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=707671
「爪白癬」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=272525
| 副院長 | 2010/05/19 9:44 AM |
回答ありがとうございます。
やすりを使用して伸びた部分を削る方法は早速実践してみたいと思います!
テーピングするというのは初めて聞き、驚きでした。
この方法はひどい陥入爪にも行なうのでしょうか?

そして、もう一度確認しておきたい点なのですが、
陥入爪で皮膚にくい込むようになってしまっている場合、ニッパーの使い方が上手であるとして、そのくい込んだ部分をカットするのはアリなのでしょうか?痛みがある場合とない場合で異なりますか?


度々申し訳ありません…
よろしくお願いいたしますm(__)m
| SUSU | 2010/05/19 10:16 PM |
再び「SUSU」さんの質問に回答いたします。

「ひどい陥入爪・・・」という表現がどのような状態か分かりませんが、耐えられないような痛みがある陥入爪であると判断して回答いたします。
痛みの原因が爪の陥入そのものであれば、その陥入を和らげるテーピングは有効でしょう。
痛みの原因が細菌感染であれば、抗生剤による治療が必要になると思います。

また、陥入爪の「くい込んだ部分をカットする」という必要性も理解できませんが、耐えられない痛みを取り除くための応急処置としては有効でしょう。
しかし、次に爪が伸びて来た時に、陥入爪をさらに悪化させる可能性があることを十分に理解しておく必要があります。

以下のブログも参考にしてください。

「陥入爪」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=127078
| 副院長 | 2010/05/25 11:18 PM |
何度も回答ありがとうございましたm(__)m
| SUSU | 2010/05/26 12:38 PM |
僕は4度陥入爪になった。爪を深く切り過ぎたり、サイズの合わない靴を履いたのが原因で爪に肉芽が出来、化膿と出血でつらいのが続いた。絆創膏を貼り、消毒してもダメだった。医師である父に爪を手術し、肉芽を取り除き、消毒をしてから絆創膏を貼り、治るには時間がかかった。陥入爪を予防するにはどうしたらいいか教えて下さい。
| タクロウ | 2010/11/27 8:48 PM |
「タクロウ」さんの質問に回答いたします。

陥入爪の予防については、ブログ本文中に記載した通りです。
重症な症状であれば、最終的には手術(陥入爪根治術)の適応になると思います。
詳しくは、実際の症状を診察している担当医(皮膚科専門医など)から説明を受けるようにしてください。

以下のブログも参考にしてください。

「陥入爪の治療(テーピング法)」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=707671
「足のツメの正しい切り方」
http://blog.sumiyoshi-clinic.com/?eid=1197225
| 副院長 | 2010/11/30 4:53 PM |
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